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内容説明
会話は、うまい人ほどしゃべらない。少ない口数と絶妙の間で無理なく会話を弾ませるのが達人の極意。弟子にも教えなかった話のコツを伝授。
目次
第1章 噺家はいかに鍛えられるか(落語家が会話の達人とは限らない;落語は一人で会話を成立させる ほか)
第2章 どんな人でも話がうまくなる方法(少しずつ接近し、少しずつ分かり合う;困ったらオウム返しでいい ほか)
第3章 噺家に学ぶ上手なコミュニケーション(相手をガッカリさせないために;無礼講にも秩序がある ほか)
第4章 会話を途切れさせないテクニック(誰でも若く見られると嬉しい;女性へのお世辞には細心の注意を払う ほか)
第5章 私が出会った会話の達人たち(会話は練習すれば必ずうまくなる;深入りせず、それでも一歩踏み込む ほか)
著者等紹介
立川談四楼[タテカワダンシロウ]
1951年、群馬県生まれ。’70年に立川談志に入門。’80年、NHK新人落語コンクール優秀賞受賞。’83年、立川流落語会第一期真打となる。真打昇進試験を題材にした『屈折13年』(別冊文藝春秋)で文壇デビュー。テレビ、ラジオ、落語会、講演会出演のほか、新聞、雑誌に連載エッセイやコラムを執筆。170回を数えた、東京・下北沢での独演会をはじめ、地方での数々の独演会で全国行脚を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
29
「声に出して笑える日本語」のような内容を期待したが、肩透し・・・・・ 2014/12/10
キリン
13
知っていると、ちょっとしたヒントになるかな?すぐ忘れちゃいそうだけど。2018/05/23
森
13
落語家の本は、文章も読みやすく、しかもスジが通っており、好きです。いい噺がたくさん書いてありました。(^-^)2016/05/11
ななつ
4
落語家さんの視点で、喋りについて書いた本。聞き上手という点では、一般的な意見と同じでした。苦手な人との喋り、初対面の人の喋りの切り出し方などは個性があり、マネしたいものもあります。2017/10/18
風見鶏
4
落語コーナーにあったからてっきり「おもしろい噺家」と「下手な噺家」の批評かと思ったら全然違った。でも内容は面白かったし、この著者の別の著作も気にはなったけど、果たしてこの紋切型とも呼べるような話法は必要なのか。ぼくは自分のことしか喋らないで人の話を聞かない人がいてもいいと思うし、無口で喋るのが苦手でとことんまでつまらない人がいてもいいと思う。そういう意味では面白いとか下手とかで分けるのはなんか違うのだろうし、面白い話ができるから凄いとかとはまた違うような気がする。そのあたりは落語家独特の価値観なのかな。2013/10/22