出版社内容情報
再び世界に勝てる国家戦略を大胆に示した書。
日本の強みが活かせる「環境・省エネ産業」で巻き返しを図りつつ、国際競争に負けない人材を輩出する教育改革を断行せよ!
「子ども手当て」や「農家の戸別所得補償」で日本は再び自信と活力を取り戻すのか? いや、そんな小手先の政策は何の効果もないと著者はいう。
▼まず、なんといっても、高卒者が地元で働ける場がないことが大問題だ。そのためには、トヨタなどの大工場ではなく、(1)コストではなく付加価値で勝負できる産業、(2)単品ではなくセットで勝負できる産業、(3)大ロットではなく小ロットで勝負できる産業を早急に育てよと指摘。
▼さらに、世界と闘える人材を育てるために、高校卒業後1年間は(1)青年海外協力隊、(2)自衛隊、(3)福祉活動、のいずれかに従事し、大学はすべて理科系とし、文系の学問は大学院で学ぶ。もちろん大学入試の英語試験はTOEFLだ。
▼さらに、所得税はゼロ、教育費もタダとし、その変わり相続税を100%とする。これなら、生まれながらにして差別のある社会ではなくなり、人材で勝負できる国になる! 発想の転換を迫るアイデア満載の本。
内容説明
高卒者が地元で働ける社会に!文系大学はすべて廃校に!所得税ゼロ、相続税100%に!日本が再び自信と活気を取り戻すための方策を示した書。
目次
第1章 高卒者が地元で働ける社会にせよ
第2章 日本凋落の現実を直視せよ
第3章 新たな輸出品を創造せよ
第4章 大胆な教育改革を断行せよ
第5章 これから必要な人・邪魔な人
終章 日本が絶対にやってはならないこと
著者等紹介
堀紘一[ホリコウイチ]
株式会社ドリームインキュベータ代表取締役会長。1945年、兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業後、読売新聞経済部を経て、1973年から三菱商事に勤務。ハーバード・ビジネススクールでMBA with High Distinction(Baker Scholar)を日本人として初めて取得後、ボストンコンサルティンググループで国内外の一流企業の経営戦略策定を支援する。1989年より同社代表取締役社長。2000年6月、ベンチャー企業の支援・コンサルティングを行なうドリームインキュベータを設立、代表取締役社長に就任。同社を2005年9月、東証1部に上場させる。2006年6月、同社会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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