出版社内容情報
総説(伊藤玄三) 古墳出現論(岩崎卓也) 前方後円墳の起源(茂木雅博) 群集墳の性格論争(丸山竜平) 横穴墓の被葬者と性格論(池上悟)祭〓遺跡の年代(椙山林継) 同笵鏡論(小林三郎) 埴輪の性格と起源論(橋本博文) 須恵器の年代論(中村浩)
内容説明
定説を認識するにあたって、そこにいたる過程を顧みることは、当該の事柄をさらに百尺竿頭、一歩を進める端緒ともなりうるであろうし、また、意見の応酬を冷静に判断することによって新しい視点が生まれる。過去の論争のみでなく、現在の論争をも第三者的立場より収録。単なる論文名の羅列をさけ、論争の過程を「生の資料=論文」を充分にとり入れて構成。問題の所在、問題の展開、課題と展望の3章より各テーマを構成。
目次
1 総説(伊藤玄三)
2 古墳出現論(岩崎卓也)
3 前方後円墳の起源(茂木雅博)
4 群集墳の性格論争(丸山竜平)
5 横穴墓の被葬者と性格論(池上悟)
6 祭祀遺跡の年代(椙山林継)
7 同笵鏡論(小林三郎)
8 埴輪の性格と起源論(橋本博文)
9 須恵器の年代論(中村浩)