出版社内容情報
行き過ぎたしつけや指導はハラスメントです。そしてそれは、「子どもの権利条約」で守られている子どもの人権を、虐待や体罰と同様に侵害するものです。子ども自身があまり知らされていない子どもの「人権」をわかりやすく解説するとともに、家庭や学校で起こりがちなハラスメントを事例で紹介します。
[第1部]子どもにも人権がある!……子どもの安全がおびやかされている!/見えないところで起こるハラスメント/ハラスメントを受けるとどうなる?/「子どもの権利条約」って何だろう?/「子どもの権利条約」の一般原則/強化される、子どもを守る法律/ハラスメントから身を守るには?
[第2部]ハラスメントを見てみよう……その言葉、傷ついちゃうよ……。/私のものを勝手に見ないで!/力ずくで従わせるなんてひどい!/お願い!じろじろ見ないで!/ちょっとミスしただけなのに/いつの間にか私のアドレスが!/だれが標的になるかわからない…… 他
目次
第1部 子どもにも人権がある!(子どもの安全がおびやかされている!;見えないところで起こるハラスメント;ハラスメントを受けるとどうなる?;「人権」を大切にすることがすべての基本;「子どもの権利条約」って何だろう? ほか)
第2部 ハラスメントを見てみよう(家族から受けるハラスメント;学校で受けるハラスメント;コミュニティの中で受けるハラスメント;友だちから受けるハラスメント)
困ったら、SOSを発信しよう 全国の相談窓口
著者等紹介
喜多明人[キタアキト]
1949年東京都生まれ。早稲田大学名誉教授。文学博士。早稲田大学文学部教育学専修、同大学文学学術院教授。これまで、日本教育法学会理事、同学会事務局長、同学校事故問題研究特別委員会委員長、「子どもの権利条約総合研究所」代表、学校法人東京シューレ葛飾中学校理事・評議員を歴任。現在、「子どもの権利条約ネットワーク」代表。「多様な学び保障法を実現する会」共同代表。「学校安全全国ネットワーク」代表。「めぐろチャイルドライン」「チャイルドライン東京ネットワーク」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
なま