わたしたちの本棚<br> わたしのあのこ あのこのわたし

個数:
電子版価格
¥1,300
  • 電子版あり

わたしたちの本棚
わたしのあのこ あのこのわたし

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月24日 06時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569789699
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

小学5年生の秋は、友だちのモッチの家へ遊びに行った時、大切なレコードをモッチの弟に傷つけられてしまった。秋は、弟を止めなかったモッチが悪いと思うようになる。そして、モッチは自分の考えをはっきりと言えないところも、前から良くないと思っていた。秋は、モッチへのいじわるな気持ちが広がっていくのを止めることができなかった。
モッチは、レコードのことで怒っている秋ちゃんをずっと気にしていた。もう自分のことを許してくれないかもしれないと思っていた。秋ちゃんに「レコードを傷つけてごめんなさい」という手紙を書きながら、前に秋ちゃんからもらった手紙のことを思い出した。秋ちゃんは、「友だちになって」という手紙をくれたのに、モッチは短い返事を書いた手紙を、結局渡せずにいた……。
ささいな出来事をきっかけに離れていくふたりが、再び心を通わせるまでを描いた物語。

内容説明

心の中のひっかき傷が、ずっとひりひりと痛かった。友だちのモッチの弟が、わたしの大切なレコードに傷をつけた。「友だちになって」と書いた手紙なんて、モッチにわたさなければよかった…。すれちがいながらも助け合うふたりの物語。

著者等紹介

岩瀬成子[イワセジョウコ]
1950年、山口県に生まれる。『朝はだんだん見えてくる』(理論社)で日本児童文学者協会新人賞、『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』(PHP研究所)で小学館文学賞と産経児童出版文化賞、『ステゴザウルス』(マガジンハウス)と『迷い鳥とぶ』(理論社)の2作で路傍の石文学賞、『そのぬくもりはきえない』(偕成社)で日本児童文学者協会賞、『あたらしい子がきて』(岩崎書店)で野間児童文芸賞、『きみは知らないほうがいい』(文研出版)で産経児童出版文化賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海(カイ)

15
【図書館・新刊棚】ささいな出来事をきっかけに離れていく秋とモッチ。再び心を通わせるまでを描いている物語。章ごとに文字が変わり、それぞれの目線で書かれている。こういう作品好きです。2021/02/15

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

13
『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている読みもの。 小5の女の子、秋は両親が離婚して母と二人暮らしだが、家族の関係は悪くない。友だちのモッチは家族と1軒の家に住む女の子。二人の視点から交互に話が進み、お互いのすれ違いが溶けていく…。 【第64回児童福祉文化奨励賞】2023/05/02

風香

13
友達関係は、子どもの生活の全てを占めていると言っても過言ではない。友達と喧嘩したり、言いたいことが伝えられなかったり、悪意に晒されると相当落ち込む。子どもは子どもで大変なのだ。 性格は違うけれど、紆余曲折を経てお互いに認め合う秋とモッチの関係が良い。時間をかけて自分の気持ちを丁寧に綴る手紙は、今の時代だからこそひとつのツールとして使いたくなる。秋の父親である道夫くんとの関係はユニークで、物語のアクセントとなり、家族の多様性を示している。(主人公は5年生。中学年くらいから)2022/04/17

はなびや

10
秋がモッチにレコードについての批判をする場面がヒリヒリして心が痛かった。読んでいると、小学生の時の気持ちが蘇ってくる気がして、こんな風に小学生気持ちを描ける岩瀬さんはすごいなと思った。すぐに言い返せないモッチみたいな子は、その場でうまく切り返しができない分、充分に考えているのだと思う。2021/07/09

柊子

9
子供の頃から、友達と仲直りする、という経験がない。喧嘩をしたことがないので。相手の気持ちを考えて、自分も反省して、それで友達関係がもっと深まっていく……なんだかいいなと思った。孫もいる歳になって、そう思うのは、いささか遅すぎるか(笑2024/04/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17343756
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品