出版社内容情報
世界標準になりつつあるユニバーサルデザイン。考え方の7原則と、どのようなモノや施設で生かされているのかを写真やイラストで紹介。
目次
第1章 ユニバーサルデザインを知ろう!(考え方―ユニバーサルデザインの考え方;歴史―ユニバーサルデザインの誕生 ほか)
第2章 くらしのなかのユニバーサルデザイン(スイッチ―部屋が暗くても心配ない;文房具―小さな力でも楽に使える ほか)
第3章 まちなかのユニバーサルデザイン(「合理的配慮」を知ろう;見えないバリアをなくそう ほか)
第4章 心とコミュニケーションのユニバーサルデザイン(ひとめでわかるピクトグラム;さわって読み取る点字 ほか)
著者等紹介
柏原士郎[カシハラシロウ]
1941年徳島県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。大阪大学名誉教授。工学博士。日本建築学会賞受賞(1989)。専門は建築計画学、建築人間工学など。第5期大阪府住宅まちづくり審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なま
8
★4.2 暮らしの中のユニバーサルデザイン(UD)商品や設計等の紹介はもちろんだがUDの誕生から考え方についてもより深く知ることができる。ピクトグラムの始まり、UDの7原則、バリアフリーとの違い、「合理的配慮」と「不当な差別的取扱い」、身近で姿を変えた物がUDの観点から困っている人達の助けとなっている現状をしる。良い事づくしの様だが便利・誰でも使えるという事は資源、スペース、資金の無駄に繋がる事もある。SDGsと同じく良く聞くUDに踊らされず、様々な視点を持ち、全ての人に対応する大切さも考えさせられた。2023/02/17