出版社内容情報
迷子の男の子・リュウが落とした「死者のリスト」に、大切な人の名前があることに気づいた中学生女子が奔走するピュアラブストーリー。
いぬじゅん[イヌジュン]
著・文・その他
U35[ウミコ]
イラスト
内容説明
ここに書いてある名前の人が、立て続けに亡くなっている…。この紙は、『死のリスト』なの?ある日の学校帰り、私―森崎苗乃は、道に迷っている不思議な少年・リュウに出会った。リュウは、「人の死を確認する仕事」をしてる、なんて言うけど…信じられるわけがない。でも、リュウが落とした「死のリスト」には大切なあの人の名前がのっていて…。対象年令:小学上級から。
著者等紹介
いぬじゅん[イヌジュン]
小説家。2014年3月、『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、書籍化(スターツ出版文庫刊)。また『北上症候群』が「OtoBonソングノベルズ大賞~音楽を感じる小説~DREAM COME TRUE編」にて入選、電子書籍化された(エムオン・エンタテインメント刊)など著書多数
U35[ウミコ]
イラストレーター。第20回電撃イラスト大賞“選考委員奨励賞”を受賞し、デビュー。生き生きとしたキャラクター描写と、目を引く美しい構図に定評がある。児童文庫からライトノベルまで幅広いジャンルで挿画を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itoko♪
40
対象は小学校高学年からのジュニアノベルですが、大人が読んでもグッとくる作品だと思います。主人公がある日、公園で出会った少年が落として行った謎の文字が綴られた紙。文字の変化により見えてきたことは到底信じられない、信じたくないことだった。大切な人に伝えたい、でも伝えられない…そんな気持ちを、伝えられるうちに、どうか後悔しないように…そんなもどかしい気持ちを思い出させてくれる作品でした。若者たちよ、後悔のない青春を。どうしても親目線で読んでしまうのでした。2018/11/25
しお
7
伝えたいのに、伝えられない気持ち。一生言えなくなる前に、後悔する前に・・・。ジュニアノベルだけど、大人の人が読んでも感動する!・・・ハズ。2019/01/17
ageha
2
ジュニアノベルなので、あっという間に読了しました。いぬじゅんさん、やっぱりいい。ありがちなお話で、先もよめるのだけど、それでもウルウルしちゃいました。大人が読んでも、いいお話でした。2021/09/10
ふのりけちょ
1
娘のお薦め本。まぁまぁ。 「ジョー・ブラックをよろしく」みたいな話かと思ったら違った。2019/10/01
まめもやし3
1
ラストがあっけない2018/12/09
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- 和書
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