出版社内容情報
事故統計・実例を分析し航空機事故が日本の法や国際条約でどう対処するべきかその法解釈を定義。近年の事故事例の変化を取り入れた書。
内容説明
刑法の学説、判例、刑訴法、国際法をふまえて航空事故における刑事過失の構造や限界を考察。再発防止、被害者救済制度についても言及。
目次
序章 はじめに
第1章 航空機運航概説
第2章 航空事故の行為者は如何なる刑事責任を追及されるか
第3章 不安全行為と刑法的行為
第4章 航空事故の刑事過失構造
第5章 航空事故の過失を巡る諸問題
第6章 わが国の航空事故調査の現状と課題
第7章 航空事故被害者の救済と当事者の刑事和解
著者等紹介
池内宏[イケウチヒロシ]
1960年長崎県佐世保市生まれ。長崎大学工学部電子工学科中退。運輸省(現独立行政法人)航空大学校本科卒業。慶應義塾大学法学部卒業。2008年7月現在、ボーイング737型機機長、路線教官。社団法人日本航空機操縦士協会理事、法務委員
海老池昭夫[エビイケアキオ]
1959年京都府生まれ。運輸省(現独立行政法人)航空大学校本科卒業。運輸省(現国土交通省)入省。航空局管制保安部運用課飛行検査官。航空大学校助教授。航空局技術部運航課運航審査官。2008年7月現在、航空局技術部乗員課航空従事者試験官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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