出版社内容情報
毒をもつさまざまな動植物をとりあげ、毒の種類と作用を紹介。なぜ毒をもつのか、毒と薬はどう違うのかなど、毒の核心にもせまる。
目次
プロローグ 毒って何?(毒って何だろう?;生き物の進化と毒)
第1章 毒をもつ生き物(毒をつかって狩りをする動物;毒をつかって身を守る動物 ほか)
第2章 毒の種類と作用(神経毒とその作用のしかた;細胞毒とその作用のしかた ほか)
第3章 薬になる毒(薬となったチョウセンアサガオ;漢方につかわれるトリカブト ほか)
著者等紹介
船山信次[フナヤマシンジ]
1951年仙台市生まれ。東北大学薬学部卒業、東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。薬剤師、薬学博士。天然物化学専攻。イリノイ大学薬学部博士研究員、北里研究所微生物薬品化学部室長補佐、東北大学薬学部専任講師、青森大学工学部教授などを経て、日本薬科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スイ
15
5歳の娘に、「ハチは何で危ないの」と聞かれ、刺されると毒がね、と言ったものの、ハチの毒がどんなものなのか詳細がわからず、説明の助けになるかなとこの本を。 いやもう面白い! 写真とイラストと説明文のバランスもちょうど良くて、とても見やすい。 有毒生物の紹介だけでなく、そもそも毒とは何なのか、どういう種類があってどう作用するのか、薬として使われている毒の紹介と、興味の幅を広げる構成になっている。 「ええ?!ヒガンバナにどく?!え、モモも?!」と娘は身近な生物の有毒性に驚くところから入り、毒の強さの違いや2020/09/22
つき
8
ヤマウルシを焼いた煙にあたっても、皮膚がかぶれる人もいるらしい。 毒って怖いけど興味深いな。2017/12/01
リアム
2
薬になる毒の章がおもしろい!2018/06/06
kiriya shinichiro
1
児童書だけどわかりやすい。ズッキーニって毒があるんだね。気をつけようと思った。2023/08/29