出版社内容情報
毛がりがこわくて牧場を逃げ出した子ひつじのブルル。もこもこの体で2年後に帰ってきて、とうとう……。未年にぴったりの幼年童話。
【著者紹介】
児童文学作家
内容説明
さむがりの子ひつじ“ブルル”は、毛をとられて、まるはだかにされてしまうという毛がりが、こわくてたまりません。その毛がりの日が、やってきました。小学校低学年から。
著者等紹介
さいとうのりこ[サイトウノリコ]
静岡県静岡市生まれ。同志社大学卒業、ウィスコンシン大学大学院修士課程(教育政策)修了。日本児童文芸家協会会員
矢島眞澄[ヤジママスミ]
テレビCF、新聞、ポスターなどにイラストレーションを発表するかたわら、絵本、児童書を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
30
初めての毛刈りが怖くて逃げだした羊のブルルのお話。初めての事、新しい事は不安になるもの。でもいざ経験してみると何ともないって事は多い。実際に野生の羊が毛を刈らなかったらどうなるのだろう。調べてみたら品種改良前の羊は年に1回、換毛期がきて自然に生え変わっていたそう。今の羊は換毛期がないので毛刈りが必要との事。2024/06/23
花林糖
9
(図書館本)表紙のドヤ顔に一目惚れ。ひつじのブルルが主人公のちょっとドキドキ有りの楽しい物語。羊たちの顔がとっても可愛らしい。2015/07/31
boo
7
小学3年生のおすすめの本。初めての毛刈りが怖くて逃げ続けたブルルの話。初めてのことは誰だって怖い。逃げたい気持ちもわかるし、逃げた後の後悔もわかる。でも、やってみるとなんでもなかったっていう気持ちもわかるなぁ。いろいろな感情を受ける本でした。2020/12/26
とりじまカラス
5
毛刈りが怖くて仕方ないブルル。 逃げ出して気づけば四年、ブルルは巨大な毛のかたまりになっていて……? イヤなことを後回しにすると、何倍も大変な目にあうという教訓が効いてます。2019/03/08
はゆ
4
これって、実話かな?そうだと面白いなと思わせてくれる話。毛刈りが怖くて、2年も毛刈りを逃れるうちに、牧場に居づらくなって逃げ出してしまうひつじのお話。2016/04/24
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