出版社内容情報
多数決や投票など、物事を決める方法はたくさんある。本書では、さまざまな決め方のメリット・デメリットなどをビジュアルに紹介する。
【著者紹介】
青山学院大学教授
目次
1 なるほど!決め方ってとっても大切(より良い社会のために決め方はある;どんな決め方を選べばいいのか?;多数決による決め方 ほか)
2 そうなんだ!いろいろある決め方(くじ;選挙;勝負 ほか)
3 おもしろい!実際に使われている決め方(スポーツの専攻と後攻;宝くじ;国際連合 ほか)
著者等紹介
佐伯胖[サエキユタカ]
青山学院大学社会情報学部教授。東京大学名誉教授。専攻は認知科学、幼児保育学。1939年岐阜県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科管理工学専攻修士課程修了、ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程を修了。Ph.D.(心理学)取得。東京大学教育学部教授をへて現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tamako
4
初手から「投票のパラドックス」が登場して、著者の本気度がうかがえる。具体的な事例多数だし総ルビだし、これは4年生くらいになったら読んでおくと良い本。転勤があったので読み聞かせを辞めてしまったけど、小学生に本を紹介する機会があったら推したい。2021/08/12
AYA
1
図書館で立ち読みしました。 じゃんけん、選挙、オリンピック、ローマ教皇、裁判、ドラフト会議、オーディオ、くじ、スポーツの先攻・後攻、試験、審査などなど、なぜその決め方なのか。や課題やポイントが分かります。 優劣の有無や基準があるかなどで方法が変わる。単記投票では、良い選択が悪い選択になる=希望する結果の数を希望しない結果の数が上回ることがあるので、複数記名方式がよい。2024/07/31