出版社内容情報
雨が大嫌いな女の子・あーちゃん。雨の日にすねていると、窓ぎわに蛙が現れ、自分の家に遊びに来ないかと誘われて……。
【著者紹介】
絵本作家
内容説明
ぽっつんととと…と、あめがふっています。あめのおとにあわせて、あーちゃんは、「あーあ、つまんないな…」って、いすをぎいこぎいこ。「つまらなかったら、ぼくんちにいらっしゃい!」それはかえるくんでした。「あめのひは、たのしいことがいーっぱい!」気分が晴れるファンタジー絵本。4~5歳から。
著者等紹介
戸田和代[トダカズヨ]
東京都生まれ。『ないないねこのなくしもの』(くもん出版)で日本児童文芸家協会新人賞、『きつねのでんわボックス』(金の星社)でひろすけ童話賞を受賞。日本児童文芸家協会会員、日本文藝家協会会員
おかだちあき[オカダチアキ]
大阪府生まれ。セツ・モードセミナー卒。ボローニャ国際絵本原画展2010ほかの入選・入賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケ・セラ・セラ
21
雨が続いてつまらない。「つまらなかったら、ぼくんちにいらっしゃい」こんなお誘いがあったら大喜びです。ぽっつんとととも素敵なおまじないに。憂鬱な雨の日も楽しくなりそうです。2021/05/22
る*る*る
20
1年読み聞かせ。デッサンのような柔らかな絵・淡い色使いは、クラスでの読み聞かせには見辛いかな…でも、ここ数日続く雨で、校庭で遊べない子どもたちには身近なお話。あーちゃんたちが『ぬきあしさしあししのびあし』で玄関へ向かう場面・かえるさんと一緒に出かける場面は、よ〜く見れば見るほど微笑ましい♪ 雨の日が楽しくなる呪文だね✴︎ぽっつんととと…2015/06/20
湘子
18
雨の日はおそとであそべなくてつまんないな〜と思っていたあーちゃんの前に、1匹のかえるが現れる。「つまらなかったらぼくんちにいらっしゃい」あーちゃんはねこのミーミとぬいぐるみたちとかえるのうちへ出かけました…。「ぽっつん ととと」はかえるさんと出会えるおまじない。雨の日もこんな素敵なことが起きるならいいよね。岡田さんの描く子どもや動物たちは、ほんとにいつも愛らしい。やさしい気持ちになれる絵本。2016/06/12
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
17
なんて素敵な絵本!(*^^*)♪ あーちゃんとかえるくんたちの、魔法のような雨の日のひととき。少し白く霞む絵も、細雨にけぶる世界観にぴったり。 雨の日は憂鬱だけど、色とりどりの傘や長ぐつを揺らして「ぽっつん とととは あめのおと♪」楽しく歌えば心も愉しい。 ほんと雨の日って別世界よね♪「ぼく雨の日も好き!」君は服が別人のように泥んこになるもんね^^; 5歳7か月2020/10/07
ヒラP@ehon.gohon
16
繰り返し出てくる、「ぽっつんとととはあめのおと」のフレーズが、期待感に溢れていてとても楽しい絵本です。 かえるさんのお家で開かれる大パーティですが、集まってくるお客さんたちがバラエティに富んでいるのも良い絵本です。 雨の日も、この絵本で読んで、明るく過ごしたいですね。 2019/05/21