江戸の怪談絵事典―こわい!不思議!お化け・妖怪から怪奇現象まで

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  • サイズ A4判/ページ数 63p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784569782256
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8593

出版社内容情報

「番町皿屋敷」「牡丹燈籠」などの怪談を、さわりを描いた浮世絵とともに紹介。お化けの因果など、当時の人たちの怖れがわかる。

【著者紹介】
国立民族学博物館民族文化研究部教授

内容説明

江戸時代の怪談と怪談の中の代表的な絵を紹介。

目次

第1章 おそろしいお化けの話(皿を数えるお化け;どこまでも追ってくるお化け ほか)
第2章 不気味な妖怪の話(骸骨の兵隊;河童のすもう ほか)
第3章 七つの不思議な場所の話(つった魚を欲しがる声;追いかけてくる音 ほか)
第4章 化け物屋敷の話(肝だめしの後に;はね上がる畳 ほか)

著者等紹介

近藤雅樹[コンドウマサキ]
国立民族学博物館民族文化研究部教授。1951年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部美術学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猪子

7
浮世絵から学ぶ妖怪絵事典。浮世絵も大きく、お話も子供向けに書かれているので分かりやすい。中でも『稲生物怪録』は面白い。十六歳なのに化け物を全然怖がらない平太郎となんとか怖がらせようとする化け物たちとの一夏の物語。終わり方もさっぱりとしていて良い。2019/05/02

lovemys

2
夏の読み聞かせ、弟くん(小3)のために。有名どころの怪談が、本当にザックリと掲載されています。浮世絵と怪談話と一緒に楽しめて面白い。王道の「番町皿屋敷」や「四谷怪談」「牡丹灯篭」など、本当にサックリと読める。弟くんは、どれも初めて聞いた話だったようで、夢中になって聞いてました。もう少し臨場感のあるストーリーを聞かせてあげたくなった。その他、本所七不思議や稲生物怪録など知っている怖い話が簡潔に掲載されています。江戸の怪談を知る初めの一歩としては良かったかな。もっとじっくりと楽しめる怪談を読んでみたいと思った2019/08/11

三木

2
色んな浮世絵師が描いたお化け画・幽霊画と江戸の怪談がセットになっていて、より楽しめました!お菊さんこわいよー!!有名なお化け・幽霊話や不気味な妖怪話、"本所七不思議"もマップとかあって面白い!そして、化け物屋敷VS平太郎少年の"稲生物怪録"!毎日毎日ふしぎでこわい事が起こると、平太郎も物怖じしない!つよい!(笑)しかも実在の人物なんですね〜。なぜ怖くて不思議なものはこんなに魅力的なんやろう…?2012/06/05

ももとり

1
解説付きで浮世絵見るのは楽しい。知らない話も多かった。稲生物怪録は別個で読んでみたい2012/05/08

きりだんご🐱新潮部

0
●図書館2013/08/10

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