出版社内容情報
気に入った贈り物をしてくれたおうじさまと結婚すると宣言した、5のすきなおひめさま。おひめさまの心をつかんだのはどのおうじさま？
【著者紹介】
著述家
内容説明
プップルプ、パッパラパ、ポッパパー。５のすきなおひめさまが、おふれをだしました。「きにいったおくりものをしてくれたおうじさまとけっこんする」というのです。４～５歳から。
著者等紹介
こすぎさなえ［コスギサナエ］
１９７１年滋賀県生まれ。京都大学教育学部卒業。制作会社で子ども向けコンテンツの制作に携わり、シナリオ・演出等を担当する。２００７年に「ゆうゆう絵本講座」を受講（１期生）。ベネッセの「こどもちゃれんじ」や、世界文化社の「ワンダーブック」など、幼児向け月刊誌にお話を書いている
たちもとみちこ［タチモトミチコ］
本名、立本倫子。１９７６年石川県生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。制作会社にて子ども向けのコンテンツに携わる。その後、子どものマルチメディアを企画制作するレーベル「ｃｏｌｏｂｏｃｋｌｅ（コロボックル）」を立ち上げ独立。主に絵本、イラストレーションなどの領域で、ユーモラスな世界を繰り広げ、遊び心をもった作品を発表し続けている。大阪芸術大学文藝学科客員准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP＠ehon.gohon
27
何でも５でないと気がすまないお姫さまの、ちょっと矛盾を感じてしまいました。足しても引いても５でないと駄目だとしたら、５の倍数でしか生活出来ません。１５の好きな王子さま、２０の好きな王子さま、２５の好きな王子さま…、と考えていったらはたとひらめきました。王子さまは一人で良いのですか？ 数はこうやって遊ぶものです。 もっとも、お姫さまと女王さまの結婚、王さまとお姫さまの結婚、お姫さまとお姫さまの結婚…、と組合せを考えていったら、無理な組合せもあるようです。 人間関係は計算できません。2021/01/24
小夜風
23
【小学校】1の国から10の国まで数を数えていくお話だけど、何でタイトルが｢5のすきなおひめさま｣なのかな？って思ったら、なるほどねでした。カラフルな絵が凄く可愛いです♪2015/06/23
いろ
17
【再読：初読は2014.6】息子小１の時に気に入った絵本だったので，小１朝読読み聞かせ絵本選びで，読むなら２学期以降だな～と今回は見送り。小４息子にはもう幼いかもと思いつつ一緒に読む。どっこい，まだまだとても楽しんで読んだ。数字が１ずつ増える各国の絵の細部が，数字に合わせて数が揃ってるか数えるのがとても楽しいらしい。数が増える毎に朝ごはんで食べる数も増えるので，シチュー３皿･パンケーキ５枚･ラーメン６杯･アイス９こ…それぞれ「これだけしか食べないとか，こればっかりこの量とか，嫌だよね～。」と親子で苦笑。2017/08/08
いろ
17
まだまだ数えるのが好きな６歳男児。１～１０までの国それぞれに，それぞれの数のものが溢れているのを見つけては楽しそうに数える。ストーリーは単純だけど，可愛くてカラフルな絵が楽しい。１０国それぞれが，雪国だったり南国だったり，砂漠だったり，環境も様々に描かれているので，世界旅行気分になれるのもよかった。息子は６の国の竜がお気に入りv 最後にちょっぴり足し算もw2014/06/20
あおい
16
支援学級での読み聞かせに使用。１～１０の国があり、それぞれその数字が好きな王や女王が治めてる。ある日５の好きなお姫様がお婿さん募集のおふれをだした。王女様が気に入るのはいったいどの国の王子様？イラストがかわいくて色もきれい。数字に興味を持った頃特に楽しめそうな絵本。2014/06/11
