内容説明
ゆみちゃんがげんきにようちえんにいけるようにママがかんがえたすてきなおまじない…。心にしみる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
47
やさしいお母さんでいい話だ。ちなみに、うちの娘、今月から年長さん。行くのいやだと言ったことないのが、自分の娘ながら不思議です。なんにしても素直に行くのはいいところだ。2015/04/20
annzuhime
43
図書館本。ゆみちゃんは幼稚園のバスに乗るたびに悲しくなる。園についてもみんなと遊べない。そんなゆみちゃんにママからとっておきのおまじない。手に描いてくれたニコニコマーク。そしてシクシクマーク。うちの次女も2歳児クラスの時にバスに乗るたびに泣いていました。ほぼ1年間ずっと。私は笑顔で送り出していたけど、それは正しかったのだろうか。そのことを考えると、今になって私が泣きそう。そんな次女も年中さんになった今は、バイバイタッチをして自分から門をくぐります。2021/11/05
たまきら
24
ようちえんでうまく新しいせかいになじめない女の子と、おかあさんのほっこりやさしい絵本です。自分も保育園になじむまでにすごく苦労したオタマさん、余裕で読んで「かわいいねえ!」2017/01/18
anne@灯れ松明の火
16
遠い方で。じゃんけん絵本をつくるための参考を探していて、「手」つながりで発見。以前読んだ『ちょっとだけ』が良かったので、気になっていた作品だった。内気な幼稚園児ゆみちゃんをお母さんはそっと励ます。無理をさせず、そっと……。お蔭で、ゆみちゃんは少しずつ少しずつ足を踏み出していく。子どもが読めば、励まされるだろうし、大人が読めば、優しい気持ちになれる。2014/07/29
兵士O
15
図書館の読み聞かせ会は次は11月なんですよ……。残念だな、と思いつつ練習用に借りてきました。この絵本を選んだ理由は、鮮やかな紅の服を着たお母さんの膝に娘さんが乗っている表紙に目が惹かれたからです。この表紙に象徴されているように、内容もゆみちゃんという幼い娘さんとそれを励ますお母さんの心の交流だと思います。元気が出るおまじないだよ、とお母さんが娘さんのてのひらにマジックでニコニコマークを描く所には不覚にも涙が出そうになりました。この絵本が好きだという人はきっと皆、心が柔らかな人なのでは、と勝手に思いました。2019/04/20