出版社内容情報
作文・小論文の読み手をうならせるテクニック。
「文章は自由に書け」は間違い。読み手が「なるほど」と思う作文・小論文を書くには、ルールとテクニックがある。読みやすい二色刷。
作文や小論文は、ある事柄について、個人的な意見を書いた文章です。あなたの考えを読み手に伝えるために書くのですから、「作文は自由に書け」は間違いです。思ったことや感じたことを、ただ羅列したのでは、読み手は、あなたが何を言いたいのかわからず、「要するに何なの?」と思ってしまうでしょう。自分の考えをどのように述べるかは、理に適ったルールに従わなければならないのです。その基本が、(1)「要するに何」を決める、(2)それを支える理由として、何を詳しく書けばよいか考える、(3)(2)の「支える理由」を決めた後、「要するに何」を微修正する(支える理由が「要するに何」をしっかり支えているように)、そして、それから、(4)冒頭の段落を書き始める、という順序で書くことです。本書では、読み手を「なるほど」と納得させる文章の書き方を、2色刷りで、多くのイラストを用いてわかりやすく伝授します。
●まえがき
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[0]はじめに(本編の前に) ――「小論文」について
▼【第1部】作文を組み立てる3つのポイント
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[1]「要するに何」を決めよう
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[2]「論ずる」とは何かを知ろう
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[3]説得力を持たせよう
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[4]結論をしっかり支えよう
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[5]結論を「支えるもの」を詳しく書こう
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[6]関係のないことを書いてはいけない
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[7]支えるものとして「実例・事実」を書こう
内容説明
要するにキミは、何が言いたいの?―中高生から大人まで役立つ「理詰めの文章術」。
目次
第1部 作文を組み立てる3つのポイント(「要するに何」を決めよう;「論ずる」とは何かを知ろう;説得力を持たせよう ほか)
第2部 上手な作文が満たしている条件(「要するに何」を最初に;「読み手の興味を引く」とは何であるかを正しく知ろう;独自性が必要 ほか)
第3部 文章の形式とコツ(小論文の形式が基本;例外的な作文―「how‐to作文」の書き方;「chronological作文」のコツ―平凡でない点をアピールしよう ほか)
著者等紹介
小野田博一[オノダヒロカズ]
東京大学医学部保健学科卒。同大学院博士課程単位取得。大学院のときに2年間、東京栄養食糧専門学校で非常勤講師を務める。日本経済新聞社データバンク局に約6年間勤務。JPCA(日本郵便チェス協会)第21期日本チャンピオン。ICCF(国際通信チェス連盟)インターナショナル・マスター。JCCA(日本通信チェス協会、旧称JPCA)国際担当(ICCF delegate for Japan)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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momogaga
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