出版社内容情報
早期発見早期治療で長生きと健康は得られない。
健康診断・がん検診・人間ドック・脳ドック……。検査はどれほど有効なのか? 弊害はどれほど大きいのか? 早期発見早期治療の常識を疑う。
健康診断、人間ドック、がん検診、メタボ健診、脳ドック……。
▼日本では様々な健診・検診が整備されており、早期発見・早期治療を合い言葉に、数多くの人々が受けている。
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▼ところが、定期的に検診を受けている人のほうが寿命が短いという、大規模調査の結果も出ているのだ。
▼国やマスコミは検診の有効性を言っているが、それらが何を根拠にしているのかを調べてみると、先に結論ありきの調査、結論が決まっている会議、都合のいい論文だけの参照など、とても信頼できるものではないことがわかる。
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▼人間の体は理屈通りにはいかない。検診や治療にともなうリスクはかなり大きい。それは学会でも発表されているし、海外では認識されているのに、なぜか日本では知られず、検診推進派の意見ばかりがまかり通っている。
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▼自分の身を守るために知っておきたい、検診についての本当の知識。
●まえがき
●第1章 なぜ健診を受けなければならないのか
●第2章 検査の意味を知っておこう
●第3章 がん検診のナンセンス
●第4章 目的がわからない人間ドック
●第5章 怪しげなメタボ健診
●第6章 脳ドックの隠された目的とは
●第7章 検査データを忘れて気楽に生きよう
●あとがき
●参考文献
内容説明
健康診断、人間ドック、がん検診、メタボ健診、脳ドック…。日本では様々な健診・検診が整備されており、早期発見・早期治療を合い言葉に、数多くの人々が受けている。ところが、定期的に検診を受けている人のほうが寿命が短いという、大規模調査の結果も出ているのだ。人間の体は理屈通りにはいかない。検診や治療にともなうリスクはかなり大きい。それは海外では認識されていても、なぜか日本では知られず、検診推進派の意見ばかりがまかり通っている。自分の身を守るために知っておきたい、本当の知識。
目次
第1章 なぜ健診を受けなければならないのか
第2章 検査の意味を知っておこう
第3章 がん検診のナンセンス
第4章 目的がわからない人間ドック
第5章 怪しげなメタボ健診
第6章 脳ドックの隠された目的とは
第7章 検査データを忘れて気楽に生きよう
著者等紹介
岡田正彦[オカダマサヒコ]
1946年、舞鶴市生まれ。新潟大学医学部卒。1990年より同大学教授。医学博士。専門は予防医学。米国学会誌IEEE Transactions on Biomedical Engineering副編集長、学会誌「生体医工学」編集長などを歴任。2002年、臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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