内容説明
「もしかしたら、余命は八年―。」絶望から始まった感動のストーリー。バク転するロボットはこうして生まれた。
目次
プロローグ 難病からの生還
第1章 社会から不自由をなくしたい
第2章 本質は見えない部分に宿る
第3章 人を動かす
第4章 挫折はあきらめた瞬間に訪れる
エピローグ 「幸福な技術」で社会を変える
著者等紹介
古田貴之[フルタタカユキ]
工学博士。1968年、東京都生まれ。1996年、青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程中途退学後、同大学理工学部機械工学科助手。2000年、博士(工学)取得。同年、(独)科学技術振興機構のロボット開発グループリーダーとしてヒューマノイドロボットの開発に従事。2003年6月より千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろ☆
21
ロボット研究者。人は必ず死ぬ。だからこそ、いつかなんて言ってられない。運は動いてこそ掴める。父親の仕事の関係で、2歳から7歳までインドで過ごしている。こういう幼少期の過ごし方も価値観を形成するのに影響を与えているんだろう。2015/03/17
ヨータン
18
すごい方です。中学生の頃から車椅子ロボットを作りたいと思い、そのために一瞬一瞬を全力で生きてきて、決してあきらめないので、挫折をしたことがないなんて。毎日適当に手を打って生きている私の人生を見直さないとと思いました。2015/12/21
星空の挑戦者
7
節目節目で、人生を変えるような人と出会ってますが、そこに氏の成果というものがあるからこそ、と思える。日本が世界に誇る凄いロボットクリエーター。彼には夢を実現させるパワーがあります。2011/09/04
Humbaba
7
研究は,やれるかやれないかを考えるものではない.やるためにどうすればいいのかを考えることが大切である.例えそこそこのものができたとしても,本当に求めるものでなかった場合には,根底から考え直すことが大切である.そうすることで将来につながるものとなる.2010/10/20
KAORU SUZUKI
4
余命8年、ロボット好き、だからこそアトムではなく汎用性の車椅子ロボットを開発したい。青学、千葉工大、村田製作所など様々なであいで新作ロボットを発表していく。ゴールに向かうのではなくゴールから逆算する考えは新たな気づきになりました。2015/05/17
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