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内容説明
19世紀の物理学に残された2つの暗雲―これらを吹き払ったものこそ相対性理論と量子論だった。「物理学は完成している」という当時の常識さえなぎ倒し、銀河宇宙レベルから原子より小さな世界まで、すべての「物の理」をめぐる人類の冒険は始まった。それから100年、日本人のノーベル賞受賞も相次いだ素粒子論と宇宙論。ミクロとマクロの極限はどこまで見えたのか。専門知識なしでも楽しめる現代物理学のあらすじ。
目次
1 相対性理論と量子論(曲がる空間、遅れる時間―相対性理論の世界;もっとも美しい理論―相対性理論の意義と魅力;居場所も未来もふらふら―量子論の世界;「無」は完全なる無にあらず―量子論の意義と魅力;二大理論の融合は可能か―相対性理論と量子論の将来)
2 素粒子論と宇宙論(ミクロへ、さらにミクロへ―素粒子論の世界;「神様の意地悪」に隠された真理―素粒子論の魅力と将来;創世神話から科学的宇宙観へ―宇宙論の世界;宇宙は薄膜?無数の宇宙?―宇宙論の魅力と将来)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年香川県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。デンマークの北欧理論原子物理学研究所客員教授、東京大学大学院理学系研究科教授、同ビッグバン宇宙国際研究センター長などを歴任。現在、東京大学名誉教授、大学共同利用機関法人自然科学研究機構長、明星大学理工学部客員教授。理学博士。専攻は宇宙論、宇宙物理学。81年に「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、国際天文学連合の宇宙論委員会委員長を務めるなど、宇宙論研究を世界的にリードする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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