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加賀屋のこころ―人間大事の経営とは

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569773599
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0034

内容説明

「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」30年間連続総合1位。人を育て、大切にした結果、能登半島地震をはじめ数々の困難も乗り切った。30年もの長きにわたり、「日本一」の旅館であり続ける加賀屋の魅力の源は、「人」である。

目次

第1章 激震走る(泣きくずれた花嫁;全社員に告ぐ!;寒さを防いだ女将の機転;危機を救った頻繁な訓練;そのとき、あなたは何をした?;姉妹館は年間十万人の人気宿;地震直後の加賀屋;風評被害をどう防いだか)
第2章 守り抜く(人事部長の苦悩;経営者の覚悟;支え支えられて百年の宿;休業は教育のチャンスと心得よ;異業種のプロから学べ;復旧の陰に大手ゼネコンの苦闘)
第3章 組織を育てる女将たち(二代目夫婦が残した遺産;先代が鍛えた名女将;加賀屋への恩が働く糧に;加賀屋の子どもたち;人生に寄り添う家族主義)
第4章 安住しない加賀屋イズム(地震で浮き彫りになった「企業力」;苦情と向き合う潔さ;「安全安心な料理」こそ生命線;行政にも浸透する加賀屋イズム)
第5章 守勢には立たず(真剣勝負の舞台裏;「一途」を貫く加賀屋の経営者たち)

著者等紹介

細井勝[ホソイマサル]
1954年石川県生まれ。中央大学卒業。20年にわたる新聞記者生活を経て、2000年に独立。細井勝事務所を開設して、金沢の地域ジャーナル誌『学都』に編集長として関わりながら、ノンフィクション、ルポルタージュの執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

14
長らく積読本になっていたけれど、ようやく読了。もっとはやく読まなかったことを後悔しました。2007年、能登半島地震に逢いながらもわずか1ヶ月の休業で再開した加賀屋。30年以上も「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で総合1位を獲得し続けている驚異の実力を支える加賀屋の「人間力」に焦点を当ててえがいています。客席係から経営者に至るまで共通するのは、100年の歴史に胡座をかかない凛としたプロフェッショナル意識。自分の会社と仕事を見つめ直すきっかけになりそう。読み終えて、是が非でも加賀屋に行きたくなりました。2011/03/24

BEAN STARK

9
いつかは加賀屋のおもてなしを体験してみたいです。調理場の話はやはり気になる。2016/04/13

kenji

1
プロが選ぶ旅館、ホテル30年総合一位の加賀屋!一度は行きたい旅館。心に残る素敵な言葉がいっぱいで、もてなす心、人材教育の大切さを感じました。(早歩きで歩かない、2歩しか変わらないんだからキレイな動作で歩きなさい)なるほど!確かにそうだね。勉強になる本でした。来年、石川県に行く予定なので一泊したいな。楽しみだー(^ ^)客単価は3万8千円らしい…2013/01/11

鳥籠

1
仕事に対するモチベーションが上がる、そんな一冊でした。従業員、お客様、そして旅館にかかわるすべての人を大切にする心に感動しました。日本にこんな旅館があることを知ることができて良かった。震災で、無くなってしまわなくて本当に良かった。すべてはそこに、加賀屋にかかわる人たちがいたからですね。是非一度、泊ってみたくなりました。2010/10/23

ma3

1
出身県の超有名な旅館の真髄の一端を知りたくて読んでみました。「百年の歴史が将来の保険にならない」ことを自覚しての攻めの姿勢。その中心に素晴らしい人材を育成し、配置していく「人を大切にした」こだわり、お客の満足を第一にする姿勢が、素晴らしい。昔、会社の慰安旅行でいって、そのもてなしに感動したことを思い出し、もう一度行きたくなりました。2010/04/25

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