出版社内容情報
坂本龍馬、幕末維新の全足跡を追う!
龍馬の維新の旅は、約4万6000キロだった。19歳の土佐出立から33歳の死まで、数々の偉業を成し遂げた龍馬の全足跡を追う。
龍馬の維新への移動総距離は、19歳での土佐出立から33歳での暗殺までを合わせると、約4万6000キロとなった。これは、地球一周(約4万キロ)よりも長く、他の幕末志士を圧倒する移動距離である。この距離の中には、「薩長同盟」「海援隊結成」「船中八策」「大政奉還」など、今も語り継がれる龍馬の活躍がある。そのとき龍馬は誰と会い、何を思いつき、そして、どのような行動を起こしたのか?
▼本書では、数々の偉業を成し遂げた龍馬の全足跡を追いながら、通説によって語られる龍馬像の当否を探っていくとともに、文字どおり龍馬の足跡を最新の史料をもとに徹底検証していく。
▼土佐、江戸、京、大坂、福井、萩、下関、長崎、熊本、鹿児島……、日本列島の西半分を縦横無尽に駆け抜けた龍馬の姿が見えてくる。距離算出でわかる他を圧倒する「行動力」のすごさを明らかにし、誤伝・虚構を壊した龍馬の実像を根底から問い直す渾身の意欲作。
●第一章◎出航(3549キロの旅) 龍馬誕生、旅立ち、そして恋
●第二章◎新天地(6629.5キロの旅) 土佐を脱藩し、勝海舟の門下生となる
●第三章◎奔走(15525.5キロの旅) 日本列島西半分を駆け巡る
●第四章◎始動(4201キロの旅) 亀山社中の結成と薩長和解の周旋へ
●第五章◎回天(7569キロの旅) 維新へ、最大のターニングポイント
●第六章◎大海原(4406キロの旅) 長崎の社中から日本の海援隊へ
●第七章◎帰港(4466キロの旅) 新国家構想途上で、龍馬死す
●あとがき
●坂本龍馬略年表
●引用・参考文献
内容説明
龍馬の維新の旅は、約4万6千キロだった!19歳の土佐出立から33歳の死まで、数々の偉業を成し遂げた龍馬の全足跡を追う。
目次
第1章 出航(3549キロの旅)―龍馬誕生、旅立ち、そして恋
第2章 新天地(6629・5キロの旅)―土佐を脱藩し、勝海舟の門下生となる
第3章 奔走(15525・5キロの旅)―日本列島西半分を駆け巡る
第4章 始動(4201キロの旅)―亀山社中の結成と薩長和解の周旋へ
第5章 回天(7569キロの旅)―維新へ、最大のターニングポイント
第6章 大海原(4406キロの旅)―長崎の社中から日本の海援隊へ
第7章 帰港(4466キロの旅)―新国家構想途上で、龍馬死す
著者等紹介
菊地明[キクチアキラ]
1951年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。実証的に幕末維新の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。