出版社内容情報
言われなき公務員批判が、日本をダメにする!
政治や役所へのバッシング冷めやらぬマスコミや世論。しかしその大半は筋違いの批判だった。バッシング・リテラシーで日本を変えよう!
お役所バッシングとは、一種の依存性薬物である。政治家や公務員を激しく叩いているうちに「正義の自分」に高揚感・陶酔感を持ってしまうのだ。しかし、過度の批判が政策を歪め、少しずつ日本社会を蝕んでいることに気づいているだろうか? 何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」である。
▼近年の耐震強度偽造問題にしてもそうだ。これは個人保護の目的で行われた法改正が、逆に企業の経済活動を縛ることになってしまった典型例であり、政治家に法改正を決断させたのはマスメディアに扇動された世論に他ならないのだ。
▼本書では、元文科省キャリアがお役所バッシングの功罪を論じつつ、建設的なお役所バッシングの方法を提案する。今こそ感情に任せた批判は卒業し、想像力とバランス感覚を兼ね備えた「バッシングリテラシー」を身につけるべき。
▼是々非々の変革とは、愚直で泥臭いイバラの道。政治改革が叫ばれる今、国民の意識を根本から変える一冊。
●まえがき
●序章 お役所バッシングは終わらない
●第1章 こんなバッシングが役所の政策を歪めている
●第2章 公務員へのバッシングも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
●第3章 私たちはなぜ公務員ばかりバッシングするのか ――知られていないだけで、民間だってひどいですよ
●第4章 建設的なお役所バッシングへの道 ――バッシングリテラシーを身につける国民の意識改革
●第5章 是々非々の改革とは、愚直で泥臭いイバラの道
●終章 社会における「公平さ」を求めて
●あとがき
内容説明
お役所バッシングとは、一種の依存性薬物である。政治家や公務員を激しく叩いているうちに「正義の自分」に高揚感・陶酔感を持ってしまうのだ。しかし、過度の批判が政策を歪め、少しずつ日本社会を蝕んでいることに気づいているだろうか?本書では、元文科省キャリアが、建設的なお役所バッシングの方法を提案する。「叩き過ぎ」も「叩き足りない」のもダメ。感情に任せた批判は卒業し、バッシングリテラシーを身につけるべき、と説く。政治改革が叫ばれる今、国民の意識を根本から変える一冊。
目次
序章 お役所バッシングは終わらない
第1章 こんなバッシングが役所の政策を歪めている
第2章 公務員へのバッシングも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
第3章 私たちはなぜ公務員ばかりバッシングするのか―知られていないだけで、民間だってひどいですよ
第4章 建設的なお役所バッシングへの道―バッシングリテラシーを身につける国民の意識改革
第5章 是々非々の改革とは、愚直で泥臭いイバラの道
終章 社会における「公平さ」を求めて
著者等紹介
山本直治[ヤマモトナオハル]
1974年長野県生まれ。中央大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科修了(修士)。国家公務員採用1種試験に合格し、旧文部省(現文部科学省)に採用される。内閣官房副長官補室などを経て、国家公務員を退職。現在、人材紹介会社のロード・インターナショナル株式会社シニアコンサルタントの傍ら、公務員問題などを中心に多方面で執筆活動を展開中。日本初の公務員向け転職支援情報サイト「公務員からの転職支援 役人廃業.com」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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