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いつか、キャッチボールをする日

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  • サイズ B40判/ページ数 274p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569772318
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

プロ野球選手の父と病を得た息子の感動物語!

プロ野球選手・新島隆二は、難病の息子・隼の命を助けたい一心である陰謀に巻き込まれる――。親子の絆が胸に迫る著者新境地の長篇小説。

野球好きな少年が、父親とキャッチボールをする。しかもその父親はプロ野球選手であり、少年にとって憧れの存在でもある。父と子の、ごく当たり前な情景。そんな日常に亀裂が生じたのは、息子が難病に冒されているとわかったときだった――。

▼東京レンジャーズの新島隆二は、36歳のベテラン選手。代打での起用が多くなったものの、勝負強いバッティングは健在だ。そんな父に憧れ、少年野球チームで頑張る小学四年生の一人息子・隼。そんな隼の熱が下がらず、病院に行くと、心臓に治る見込みのない重い病気が見つかる。妻・奈々子と悲嘆にくれる隆二に、高額な治療費を用立てるという男が近寄ってきて……。

▼病床で日に日に弱っていく息子と、陰謀に巻き込まれ、追われる身となった父。2人はもう一度、キャッチボールをできるのか。サスペンスあふれる展開を経て、父と子の深い愛情に胸を打たれる著者新境地の傑作長篇、ノベルス版で登場。

内容説明

プロ野球選手・新島隆二は三十六歳。代打での起用が多くなったものの、勝負強いバッティングは健在だ。そんな父に憧れを抱く小学四年生の一人息子・隼。しかし隼の身体は、治癒の見込みがない難病に冒されていた。助けたい一心の隆二に、莫大な治療費を用立てるという男が近づいてきて…。サスペンスあふれる展開を経て、父と子の深い愛情に胸を打たれる傑作長篇小説。

著者等紹介

鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年、『邪馬台国はどこですか?』で衝撃のデビューを飾り、ミステリー界の話題をさらう。以来、奇抜なアイディア、ユーモア溢れる語り口で読者の圧倒的支持を得る。大胆でオリジナリティある歴史推理が注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chii

4
東京レンジャースというプロ野球チームで活躍している新島隆二36歳。ある日一人息子が原発性心機能不全症という病気になり余命1年と医師に宣告される。助けたい一心の隆二に、莫大な治療費を用立てるという男が近づいてきて・・・親子の願いはキャッチボールをすること、二人の思いは叶うの?というお話。ダルビッシュもマー君も、藤川くんも、もちろん長嶋さんも出てきたぁ~野球のデーター満載です。野球、親子愛、ミステリーとして楽しめました。最後の川原のシーンで、涙、涙でした。2010/07/01

Hachi_bee

1
一気に読みました。泣けます!鯨統一郎さんを連続で読んで続けて泣きました。バカミスばかりじゃないのね。2009/12/27

higassi

0
☆×32010/04/07

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