出版社内容情報
プロ野球選手の父と病を得た息子の感動物語!
プロ野球選手・新島隆二は、難病の息子・隼の命を助けたい一心である陰謀に巻き込まれる――。親子の絆が胸に迫る著者新境地の長篇小説。
野球好きな少年が、父親とキャッチボールをする。しかもその父親はプロ野球選手であり、少年にとって憧れの存在でもある。父と子の、ごく当たり前な情景。そんな日常に亀裂が生じたのは、息子が難病に冒されているとわかったときだった――。
▼東京レンジャーズの新島隆二は、36歳のベテラン選手。代打での起用が多くなったものの、勝負強いバッティングは健在だ。そんな父に憧れ、少年野球チームで頑張る小学四年生の一人息子・隼。そんな隼の熱が下がらず、病院に行くと、心臓に治る見込みのない重い病気が見つかる。妻・奈々子と悲嘆にくれる隆二に、高額な治療費を用立てるという男が近寄ってきて……。
▼病床で日に日に弱っていく息子と、陰謀に巻き込まれ、追われる身となった父。2人はもう一度、キャッチボールをできるのか。サスペンスあふれる展開を経て、父と子の深い愛情に胸を打たれる著者新境地の傑作長篇、ノベルス版で登場。
内容説明
プロ野球選手・新島隆二は三十六歳。代打での起用が多くなったものの、勝負強いバッティングは健在だ。そんな父に憧れを抱く小学四年生の一人息子・隼。しかし隼の身体は、治癒の見込みがない難病に冒されていた。助けたい一心の隆二に、莫大な治療費を用立てるという男が近づいてきて…。サスペンスあふれる展開を経て、父と子の深い愛情に胸を打たれる傑作長篇小説。
著者等紹介
鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年、『邪馬台国はどこですか?』で衝撃のデビューを飾り、ミステリー界の話題をさらう。以来、奇抜なアイディア、ユーモア溢れる語り口で読者の圧倒的支持を得る。大胆でオリジナリティある歴史推理が注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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