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野村克也 知略と戦略―弱者を勝者に変えるメソッド

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569771748
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

なぜ野村克也監督の周りには人が集まるのか。

東北楽天ゴールデンイーグルスの監督として最後の1年にすべてを賭ける野村氏のリーダーシップの源を、取材を重ねた筆者が明らかにする。

2009年10月、惜しくも日本シリーズ出場を逃した東北楽天ゴールデンイーグルス。だが、万年Bクラスだった楽天を2位に引き上げ、クライマックスシリーズ進出を現実のものにした野村克也監督の力は、誰も否定することができない。新規参入チームのマネジメントを引き受け、ゼロからチームの土台づくりを行なった手腕は、他の誰にも真似できなかったものである。その人材育成術、代名詞である「ID野球」や「ボヤキ」の秘密に、野村監督を10年にわたって取材してきた気鋭のスポーツジャーナリスト・二宮清純氏が迫る。「野村は、所属する東北楽天ゴールデンイーグルスだけでなく、パ・リーグの『内需拡大』にも大きく貢献してきた。彼の周りにはいつもテレビカメラと記者が集まり、インタビュールームでは『ボヤキ』を聞きもらすまいと待ち構える」。なぜ野村監督の周りに人が集まるのか。人間・野村克也&名将・野村克也の両面に迫った、野村論の決定版。

●第一章 逆境からの復活 ――楽天・クライマックスシリーズ進出の内幕 
●第二章 「ID野球」の原点 
●第三章 「野球学者」の知略 
●第四章 人間・野村克也 
●第五章 名将・野村克也 ――自問自答するリーダー

内容説明

万年Bクラスの楽天がついに開花!気鋭のジャーナリストが「最強の老将」の人材マネジメント術に迫る。

目次

第1章 逆境からの復活―楽天・クライマックスシリーズ進出の内幕(「全てを見返したな」;耐えること、我慢することには慣れている ほか)
第2章 「ID野球」の原点(弱者を勝者にする力;生き残るために「球種を読む」 ほか)
第3章 「野球学者」の知略(本物には知性がある;プロセス重視の野村野球 ほか)
第4章 人間・野村克也(パ・リーグの「内需拡大」に貢献;マスコミを利用する ほか)
第5章 名将・野村克也―自問自答するリーダー(名選手でかつ名伯楽;「準備野球」の思想 ほか)

著者等紹介

二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年、愛媛県生まれ。日本大学在学中から執筆活動を開始し、新聞・雑誌社を経て、独立。現在はフリーのスポーツジャーナリストとしてオリンピック・サッカーW杯・メジャーリーグ・ボクシング世界戦など、国内外で幅広い取材活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

35
監督業として野村にあって長嶋にないもの。それは言語力である。プロ野球で十数年にわたってメシを食っていればなにがしらかの哲学とか思想はあるはず。"名選手は名監督ならず"は正しくない。問題はその哲学や思想を選手に伝えられるかどうかということ。だから野村は選手たちにたんなる野球バカになるのではなく、教養を身につけるべきだと説く。この野村の話は、たんに野球における監督業だけではなく、我々の世間一般にも通じるものである。"財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上なり"という後藤新平の言葉を野村は好んで使うらしい。2016/07/31

anken99

3
人生において、かなりの量を読んできた「ノムさん本」。いまやすっかり、いやまだまだ勉強不足ではあるが、「ノムライズム」の一端を、多少なりとも理解できるようにはなってきた。で、本書は平たく言えば、二宮さんによる「ノムさん解説本」。というか、『野村ノート』など、ノムさんの哲学を難しすぎる言葉のせいで理解できない人のための解説書とでもいおうか。本の作りのせいもあってか、非常に読みやすい。それにしても、ノムさんが高校からプロ入り直後の中田翔を、この時点で飛躍を指摘しているのは、さすが眼力が違うなと感じた。2015/08/19

ミスト

3
2009年発刊。文字も大きく読みやすかった。2013/10/01

snakedoctorK

2
野村ノートをあらためて読もうかなぁ 2013/08/06

はあびい

2
腕立て伏せで、江夏の豪腕が復活したという話は知りませんでした。2013/03/26

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