出版社内容情報
老舗料亭の亭主・朱堂旬の正体は、人気写真家だった!? 京都の四季を背景に、迷える人々の悩みを美食で癒やす、好評シリーズ第2弾。
内容説明
京都の老舗料亭の当主・朱堂旬は、番頭に仕事を任せて遊んでばかり―と周囲には思われているが、じつは人気写真家・金田一ムートンとして、葵祭や祇園祭、十日ゑびすや紅葉の名所等、京都の風物を撮影していた。彼のカメラがとらえるのは景色だけではなく、訪れる人々の秘めた悩み。「松葉」のにしんそばなど、京都グルメでその心を癒しながら、ムートンは彼らの問題を解きほぐしていく。文庫オリジナル。
著者等紹介
柏井壽[カシワイヒサシ]
1952年、京都市生まれ。大阪歯科大学卒業後、京都市北区に歯科医院を開業する。京都および日本各地の旅紀行やエッセイを執筆。テレビ番組や雑誌の京都特集でも監修を務める。柏木圭一郎名義で「名探偵・星井裕の事件簿」シリーズを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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