出版社内容情報
様々な情報が氾濫する「ワインと健康」。でも本当のところは? 科学者であり愛飲歴40年の著者が、身体にいい選び方・愉しみ方を紹介!
清水健一[シミズケンイチ]
農学博士、ワイン醸造技術管理士
内容説明
2001年以降、日本におけるワインの消費量は年々伸びており、最近はワインの健康効果も注目されている。本書は、農学博士でもあり、醸造技術の指導も行う日本ワイン界の“生き字引”が、理系の目線でワインの効能を解説。「ワインの酸化防止剤は身体に悪い?」「ドライって何?」「赤ワインは老化を防止する?」など、ワインの素朴な疑問から健康効果の真偽まで、ワインの謎に迫る!文庫書き下ろし。
目次
1 ワインの知識は誤解の宝庫(ワインは開けたらすぐ飲まないとまずくなる?;ワインは古くなると酸っぱくなる? ほか)
2 ワインに関する素朴な疑問(ワインに入っている酸化防止剤、亜硫酸は身体に悪い?;酸化防止剤無添加ワインとは? ほか)
3 ワインの基本、味、香りについての疑問(ワインのボディー(Body)とは?
ワインのミネラル感、ミネラリティーとは? ほか)
4 身体にやさしいワイン!(ワインは健康維持に役立つか?;ワインの殺菌効果は本当? ほか)
5 知っておいて損はないワインの製造に関する知識(テロワールって何?;ワインの発酵とは? ほか)
著者等紹介
清水健一[シミズケンイチ]
1948年、東京生まれ。農学博士、技術士。1976年、東京大学農学系大学院博士課程修了。同年協和醗酵工業株式会社入社、東京研究所勤務。1981から1984年までドイツ・ガイゼンハイムワイン研究所客員研究員。1986年よりサントネージュワイン(株)研究所所長。その後、協和醗酵工業株式会社の酒類開発部長、ワイン事業推進部長、門司工場長を歴任。2001年からアサヒビール商品企画本部(現マーケティング本部)理事副本部長、アサヒビール酒類本部理事担当副本部長兼理事ワイン事業部部長、食品研究開発本部理事副本部長、アサヒフードアンドヘルスケアー(株)調味料事業本部顧問を歴任。現在は、株式会社フード&ビバレッジ・トウキョウ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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