出版社内容情報
免疫力を高める鍵は、腸が握っていた! 免疫の約70%は腸にあるので、腸を制することができれば、がんも制することができるわけです。
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
医学博士、東京医科歯科大学名誉教授
内容説明
日本人の免疫力が総じて落ちているのは、腸を大事にしていないから。現代人がよかれと思って築いた文明社会は、清潔で便利、しかも飽食。居心地のよい社会が腸を弱体化させた。免疫力を低下させる生活の中で、がん患者は急増していったのではないか。では、どうしたら腸を整えて免疫力を高められるのか。本書は、がんになるしくみ、予防やがんを遠ざける方法を詳しく紹介。
目次
第1章 腸を大事に生きてきましたか?―腸が元気ならがんにはならない(がん細胞は毎日1万個も生まれている!?;がんは自分の弱い部分にできる ほか)
第2章 がんばりすぎていませんか?―がんはストレスからやってくる(「がんと闘います」という人ほど早死にしやすい?;がんになりやすい性格がある ほか)
第3章 ミトコンドリアを意識していますか?―体内エンジンを乱れさせてはいけない(人の体は2つのエンジンを搭載している;40代までが大事な「子づくりエンジン」 ほか)
第4章 まわりのバイキンと仲よくしていますか?―細菌との共存が免疫力をアップさせる(西洋医学ではがん治療は難しい;西洋医学が、新しいがんの芽をつくりだす? ほか)
第5章 自分の体と会話していますか?―大便を見てセルフチェックをしよう(50歳のころの私はメチャクチャだった;体が弱い人ほど長生きする ほか)
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、旧満州ハルビン生まれ。医学博士。東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年にヒトATLウイルス伝染経路などで日本文化振興会社会文化功労賞および国際文化栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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