出版社内容情報
「朝思う、ゆえに1日が変わる!」――。デカルトの著作4冊から読み解く、思考と心の整理術。朝3分間でデカルトの魅力すべてがわかる。
【著者紹介】
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目次
第1章 朝から知を探求する―『方法序説』の言葉(いくら頭がよくても仕方ない。いかに使うかがすべて;人に教えるときは絶対の自信を持て! ほか)
第2章 朝から強く意志する―『省察』の言葉(哲学で一歩抜きんでる;物事の根本に帰れ! ほか)
第3章 朝から鋭く思考する―『哲学原理』の言葉(勢いだけでうまくいってもダメ;疑いすぎるとチャンスを逃す ほか)
第4章 朝から世界を感じる―『情念論』の言葉(感情は人生のエンジン;感情を思考のBGMにせよ ほか)
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。哲学者。山口大学国際総合科学部准教授。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員などを歴任。商社マン、フリーター、公務員を経た異色の哲学者。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は政治哲学・公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せっかちーぬ
8
1日1項目3分間で、という触れ込み。初めのうちは、真面目に1項目ずつ読んでいたけど、忘れちゃうので、後半はまとめ読み。惹かれたのは「意志は万能」「知恵をつけよ」「最後は意志」の3つ。意志でサンドされてしまった。自分がどういうビジョンで事に臨むかを、きちんと考えて、途中苦しいからと言って投げ出さなければ、思いは貫けるということかしら。2019/02/11
ひろ
2
サクっと読める一冊。「朝3分間の〜」なんてついている通り、朝の気分の良い時に読むのがいいかも。2016/08/17
めぐみ
2
一つ一つの項目を短い時間に読めるので、悩んだ時に適当にページを開いても、何らかのヒントや気づきを得られそうです。2016/07/03
タリぃ
2
デカルトの代表作から、その哲学のエッセンスを抜粋した良書。分かりやすく論じられていて、哲学入門の一冊にお勧め。読みやすい。2016/06/28
うる
1
タイトルと表紙のデザインに惹かれ、図書館で借りた。 デカルトの著書から引用しつつ、著者が現代での解釈を添えている。タイトルにあるように、3分程で1つの項目を読むことが出来るように構成されている。 デカルトの哲学書の入門として捉えてもらうのもよいとあったため、哲学に興味のある私にとって、よい本であったと思う。2017/07/29
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