出版社内容情報
絶海の孤島や閉ざされた密室、ブラック企業や教室内カーストから逃げ出せ! さまざまな場所や状況から“脱出”する小説を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naranja
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脱出小説特集から気になる作品をメモ。日明恩版ダイ・ハード『やがて、警官は微睡(ねむ)る』、福田和代『タワーリング』、宮部みゆき『過ぎ去りし王国の城』。家康の伊賀越えを商人・茶屋四郎次郎の視点で書いた仁志耕一郎『玉繭の道』、井伊直弼が見初めた姫を手に入れるため藩士共々断崖絶壁の上に閉じ込めた五十嵐貴久『安政五年の大脱走』。真保裕一『ローカル線で行こう!』。インタビューから、須賀しのぶ『くれなゐの紐』『革命前夜』、乙一の別名義アンソロジー『メアリー・スーを殺して』。2016/04/22