PHP文庫<br> 一度は行きたい「戦争遺跡」―北海道から沖縄まで、“戦時”の遺構を歩く

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PHP文庫
一度は行きたい「戦争遺跡」―北海道から沖縄まで、“戦時”の遺構を歩く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569763798
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0126

出版社内容情報

戦後70年を経てなお、太平洋戦争当時の遺構は日本列島各所に点在する。風化が激しい今こそ、一度は行きたい「戦争遺跡」を厳選紹介。

【著者紹介】
フリーライター、編集者

内容説明

戦後70年を経てなお、各地に点在する「日本が戦争をしていた時代」の遺構。それを本書では「戦争遺構」と呼び、観光地化されたものからマニアの間で人気のスポットまで、著者が実際に踏査しながら徹底ルポ。北海道の「函館要塞」から沖縄戦の爪痕まで、日本列島を縦断して探訪した記録である。通読すれば、文献だけでは伝わらない、戦時の国の空気感がひしひしと伝わる好著。

目次

第1章 戦跡散策、事始め。(北海道函館市「函館要塞」;千葉県館山市「赤山地下壕跡」 ほか)
第2章 物言わぬ遺構の中へ…。(和歌山県和歌山市「友ヶ島」;和歌山県和歌山市「由良要塞跡」 ほか)
第3章 現代に溶け込む遺構。(神奈川県横須賀市「街中に見られる再利用壕」;福岡県朝倉郡「大刀洗の戦跡群」 ほか)
第4章 沖縄戦の記憶。(沖縄県豊見城市「旧海軍司令部壕」;沖縄県島尻郡八重瀬町「クラシンジョウ」 ほか)

著者等紹介

友清哲[トモキヨサトシ]
1974年、神奈川県生まれ。フリーライター&編集者。「生涯ルポルタージュ」をモットーに、ビジネス誌から文芸誌まで幅広く活動中。プロボクサーライセンスを持つボクシングオタクにして、世田谷区内でBARの共同経営なども(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本木英朗

21
戦後70年を経て全国各地に点在する「日本が戦争していた時代」の遺構、すなわち「戦争遺跡」を、フリーライターの著者が実際に調査見聞したルポタージュ。日常とは隔絶された地域に、あるいは日常のすぐ隣に、戦争遺跡とそこに蓄積された当時の人々の記憶が、眠っている。これを失うことのないように、という願いがタイトルに込められているものと思われた。「一度は行きたい」という言葉は、おそらく「誰でも訪れることのできるよう保存したい」「誰でも思い出せるよう語り継ぎたい」という言葉の言い換えなのだと。2015/11/11

16
写真付。北海道から沖縄までの戦争遺跡とはいえ、一部の町の遺跡でした。やはり沖縄は多いですね。戦場となった跡が訴えてくる悲しみがそこだけ時間がとまったようです。2015/09/20

Hiroki Nishizumi

5
大変興味深く読めた。函館山は知らなかった。今年こそ猿島や観音崎に行こうと思った。2016/05/18

かおる

3
先月、「誰も戦争を教えられない」を読んだ流れで。ちょっとマニアックです。戦争遺跡も有料、無料、管理されいるもの、荒れ果てているもの、転用されているものなど様々。近くの一カ所くらいは行ってみようと思う。2016/04/19

愛理ちゃん88

2
どの写真を見ても行きたい衝動には駆られなかった。過去に行ったところは沖縄の旧海軍司令部豪だが、1度行けばいいと思える程、当時の生々しさを感じることができた。唯一、興味がもてたのは福岡の大刀洗の戦蹟群の中の世界に唯一現存する零戦32型の実機を展示する大刀洗平和記念館だ。2015/10/24

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