出版社内容情報
スターリンも恐れた世界最強の日本陸軍が、なぜ太平洋戦争に敗れたのか? 海軍の“無謀な戦略”が招いた悲劇から、昭和史の謎を解く!
【著者紹介】
東京国際大学教授
内容説明
兵力差10倍のソ連軍を圧倒したノモンハン事件での激闘、世界を驚かせたシンガポール陥落までの電撃戦…。スターリンをも恐怖に震え上がらせた最強の日本陸軍が、なぜ日米戦争で無残な敗退戦を繰り返したのか?本書は、「ガダルカナルの悲劇の真犯人」「国家が滅びるとき」など、海軍の無謀な戦略と作戦指導が招いた敗戦の真因をたどる。「陸軍悪玉・海軍善玉論」を根底からくつがえす力作!
目次
第1章 ノモンハン(反攻直前の停戦命令;ドイツの背信 ほか)
第2章 痛恨の選択!北進を断念(独ソ不可侵条約の衝撃;英傑・松岡洋右 ほか)
第3章 シンガポール陥落(日本陸軍が立てた金字塔;佐伯支隊五〇〇名の戦功 ほか)
第4章 陸軍悪玉・海軍善玉論の大うそ(北進論と南進論;海軍はあくまでも陸軍の側女 ほか)
第5章 世界史を変えた日本陸軍(ヒトラー対スターリン;スターリングラードの地獄 ほか)
著者等紹介
福井雄三[フクイユウゾウ]
東京国際大学教授。昭和28年(1953)7月、鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒。企業勤務ののち、大阪青山短期大学教授を経て、平成24年(2012)4月から現職。専攻は国際政治学、日本近現代史。「行動する社会科学者」を信条に、ソ連崩壊の年に地球一周の旅を敢行し、旧ソ連・東欧情勢を現地で取材。その後、中国大陸の全域および台湾を踏破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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