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出版社内容情報
舞台は戦国。足利将軍の暗殺を防ぎたい少女かがせは、異能力者たちとの出会いを経て、歴史にあらがうことができるのか!?
【著者紹介】
ライター
内容説明
「美味なる鉄砲を馳走にて!」鉄砲撃ちの少女かがせが引き金を引くと、火縄で点火された火薬が爆発して玉が飛び出した―。1563年、戦乱相次ぐ日本は戦国時代の只中にあり、世界は大航海時代を迎えて繋がりはじめていた。群雄割拠する日本で足利将軍を助けたいというかがせは、来日した南蛮人の修道士ミゲルと従者たちに接触する。だが、ミゲルはキリスト教の布教ではなく、異教の神々の血統である「因子もち」の発現を確認に来た巡察師だった。彼らとの邂逅でかがせは歴史に抗うことはできるのか?戦国時代の日本を舞台にした歴史冒険活劇、火蓋が切られます!
著者等紹介
静川龍宗[シズカワタッソウ]
ゲームシナリオやゲーム攻略本、ファンタジー解説書などの執筆を手がけてきたライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
6
永禄6年、イエズス会の少年宣教師ミゲルは、「因子もち」という異能者を求めることを真の任務として来日していた。堺の商人の娘かがせはミゲルと会うことで、13代将軍義輝の暗殺という予言された未来を変え、兄を救おうとしているが…。前半の少年少女キャラによる異能バトル物は地味、後半「未来を変える」ことと「歴史を変える」ことの差異が明瞭になり、実在の人物が多々登場した辺りで架空戦記としての面白さが出てきた感。しかし前者と後者の乖離も少々感じる。キャラクター小説的な部分より、後者の方が著者の本分なのかも。2014/08/15
サエズリ割津
2
日本史部分は専門だから改変部を楽しめたけどもっとクトゥルフとかそっち系ちゃんと勉強してからもう一度読み直したい。もうちょっと、銃をぶっ放してほしかったかな。2014/10/28
はつかねずみ
2
「うちのメイドは不定形」的なものを期待して読んだけど、内容的には全然そんな雰囲気はなかったので残念。 なんというか、天下繚乱TRPGのノベライズを読んでる感じなんだけど、天下繚乱TRPGみたいなぶっ飛び感があるわけでもなくいまいち。 続刊が出ても手は出さないかなこれは……。2014/07/19
さあささん
1
確かにラノベなんだけれど、ラノベっぽくないラノベでした。不定形のノリを考えていたら、痛い目を見る。説明文が多くて、少し読みにくい。多分それは時代考証がしっかりしているからだと感じる。面白くないわけじゃないが、好き嫌いがはっきり分かれそうな感じがしました2014/12/27
みるく
1
もしかすると腹筋割れてない娘はマグ=メイだけ?2014/10/08