出版社内容情報
八大地獄、六道輪廻、極楽浄土――。日本人の考える「あの世」の源流とも言うべき、『往生要集』の壮大な世界観をわかりやすく解説!
【著者紹介】
宗教評論家
内容説明
日本人なら誰でもイメージする死後の世界―“地獄と極楽”。その源流となったのが、比叡山の僧・源信が著し、末法思想に恐怖した平安の貴族社会を通じて“浄土信仰”を広めた『往生要集』である。本書は「八大地獄」「極楽浄土」「六道輪廻」など、その壮大な生死流転の世界観を図解とともに解説。日本人に連綿と受け継がれた「死のガイドブック」から、より良き生とは何かを学ぶ。
目次
第1章 八大地獄編(等活地獄―殺生の罪を犯した者が何度も殺される;黒縄地獄―盗人の体に刻まれる黒い焼け縄の痕 ほか)
第2章 六道編(六道とは?―永遠に6つの世界を巡る苦しみ;餓鬼道―食べても食べても満たされない飢え ほか)
第3章 極楽浄土に行くための方法(欣求浄土―知っておきたい!極楽浄土の10の楽;礼拝門―極楽に往生する第一の修行 ほか)
第4章 問答料簡(仏さまはいつからいるんですか?;巨大すぎる仏さまの身長は正しい? ほか)
第5章 知っとこ!あの世(エリートコースを進むがドロップアウトした源信;仏教先進国、中国で評価!?逆輸入で注目された『往生要集』 ほか)
著者等紹介
大角修[オオカドオサム]
1949年、兵庫県生まれ。宗教評論家・地人館代表。東北大学文学部宗教学科卒。仏教関係の出版社勤務を経て、編集企画会社を設立。仏教書を中心に幅広い執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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