出版社内容情報
神話に起源をもつ皇室は、世界がうらやむ日本の宝。二千年以上にわたり続く日本人と皇室の紐帯を、「美しい虹」として描き出した力作!
【著者紹介】
上智大学名誉教授、評論家
内容説明
神話に起源をもつ皇室は、世界がうらやむ日本の宝。それは、ギリシア神話のアガメムノンの末裔が、いまもヨーロッパの王室として繋がっているのと同じことだから―。本書は、幾度となく訪れた「皇統の危機」を乗り越え、二千年以上にわたって途切れることなく続いてきた皇室と日本民族の紐帯の歴史を、「美しい虹」のごとく描き出した著者渾身の力作。日本人が守り受け継ぐ国史がここにある。
目次
第1章 外国人から見た皇室(日本人の総本家;「日本人はトロイな国民だ」 ほか)
第2章 日本史のなかの皇室(「邪馬台国論争」は不毛なお遊び;神話と歴史がつながっている国 ほか)
第3章 皇統はなぜ保たれたのか(仏教がもたらした皇統の危機;危機は女帝のときに起こる ほか)
第4章 皇室伝統を再興するために(「国体」は何度も変わってきた;南北朝分裂の発端 ほか)
第5章 小林よしのり氏 女系論への弔鐘(最初から答えてくれれば;マッカーサーの掌で踊る ほか)
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ4州の大学で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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