出版社内容情報
仏教の全体像を学ぶのは困難だ――。仏教の見取り図を示した名解説とヴァイキング式つまみぐいで、自分だけの仏教と出会える入門書。
【著者紹介】
臨済宗妙心寺派福聚寺住職、作家
内容説明
その日の気分や体調に合わせて選べるヴァイキング形式の食事。それと同じ気楽さで、自分だけの仏教メニューも組み立ててみてはどうだろう?現役僧侶で芥川賞作家の玄侑宗久氏が、そのための仏教見取り図を示し、エッセンスを平易に解説している。思えば日本の仏教各宗派も、いや、お釈迦さまだって、初めは「私だけの仏教」だった。「あなただけの仏教」を作る秘訣は、ここにある!
目次
第1章 「仏教」とは?(はじめの弁解―ヴァイキングで作る「私だけの仏教」;一冊で仏教が分かる本はありませんか?―正統なき「八百万」的日本仏教 ほか)
第2章 ヴァイキングの実際(空腹の自覚―「苦」と「信」;席の確保―家の宗教との「含みながら超える」関係 ほか)
第3章 食事の際の心得(一所懸命の危うさ;食べる姿勢としての「四無量心」 ほか)
第4章 食後に思うこと(求められる仏教的パラダイム;読経の功徳、そして色と空の相補性 ほか)
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県三春町生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。様々な職業を経験した後、83年、京都・天龍寺専門道場に入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。2001年、『中陰の花』で第125回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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