出版社内容情報
旅に生きて旅に死ねれば本望――俳聖・芭蕉が晩年に心血を注いだ散文『奥の細道』。150日の大行脚を詠まれた俳句と共に味わう一冊。
内容説明
旅に生きて旅に死ねれば本望―。俳聖・芭蕉が晩年に心血を注いだ紀行文『おくのほそ道』。和歌で有名な風景を俳句で再現することを目指した“みちのくの旅”は、約150日・2400キロにおよぶ大行脚となった。本書は「雲巌寺:尊敬する師匠をしのぶ」など、芭蕉が歩いた道順に名句と背景を味わう。出会いと別れ、大自然との対話…。まるで芭蕉と二人で旅した気分になれる入門の書!文庫書き下ろし。
目次
第1章 奥州に入るまで(「発端」三月二十七日以前―旅に生きて旅に死ねれば本望;「旅立ち」「草加」三月二十七日―親しい人びとに別れを告げて ほか)
第2章 歌枕を求めて(「白河の関」四月二十日~四月二十一日―ようやくみちのくの玄関口に立つ;「須賀川」四月二十二日~四月二十八日―みちのくで出会った理想の遁世者 ほか)
第3章 大自然との対話(「尿前の関」五月十四日~五月十六日―いよいよ奥羽山脈の難所越え;「尾花沢」五月十七日~五月二十六日―長旅の疲れをいやす歓待を受けて ほか)
第4章 出会いと別れの人生(「市振」七月十二日―遊女のしのび涙に眠る夜;「越中路」「金沢」七月十三日~七月二十四日―秋の風に託した追悼の歌 ほか)
第5章 知っとこ!『おくのほそ道』(本当は武士になりたかった芭蕉;時代が新しい俳句を求めていた ほか)
著者等紹介
光田和伸[ミツタカズノブ]
1951年愛媛県松山市生れ。国際日本文化研究センター准教授。国文学者。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学、武庫川女子大学助教授などを経て現職。比較文化・比較文学、主に和歌、連歌、俳諧が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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