出版社内容情報
私は、こういう、キャラクターの起て方とか、創り方、動かし方、活かし方なんていう、いわば「キャラクター活用の虎の巻」を、これまで、大学で教えてきました。
そこで授けた、私の弟子にしか教えてこなかった門外不出の奥義のようなことを、お話しします。
(略)この世界を「キャラクター」の世界として認識してみると、いろいろなことが見えてきます。
たとえばそれは、相手を「キャラクター」という概念を通して深くプロファイリングする「対人関係論」でもあり、同時に不特定多数の人に情報を伝える際に、いかにインパクトを与え、効率的に印象づけるかというプレゼンテーション論としても役立つのではないか、とも思います。
また、多くの後進を育てた私自身の教育論であるともいえます。(「はじめに」より)
小池 一夫[コイケ カズオ]
著・文・その他
内容説明
対人関係に使える「弱点」と「欠点」を魅力に変える法。「3つの願い」「癖」「噂」「謎」を活用せよ。『子連れ狼』は博多人形から生まれた―ヒットキャラ創りの「必勝!ノウハウ」。
目次
はじめに―ヒットクリエイターが学んだ「キャラクター」の創り方とは
第1章 国境、時代、メディア―ボーダーを越えて異文化と共生する「キャラの力」
第2章 ヒットするキャラの「三角方程式」
第3章 ヒットキャラが持つ「九ヵ条」
第4章 キャラを魅力的にする「プロファイリング」
第5章 キャラクター創りのマル秘テクニック
著者等紹介
小池一夫[コイケカズオ]
1936年、秋田県に生まれる。漫画原作者、作家、脚本家、作詞家。2000年より大阪芸術大学教授を務め、「キャラクター原論」を教える。現在、神奈川工科大学情報学部情報メディア学科客員教授。漫画原作作品には『子連れ狼』『御用牙』『修羅雪姫』『クライングフリーマン』、小説には『乾いて候』などがある。また、1977年より後進育成のため「小池一夫劇画村塾」を開設。同塾門下生には高橋留美子、原哲夫、堀井雄二らがいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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