出版社内容情報
日本の裁判制度の現実を漫画で学べる本。
「裁判員制度」がついにスタートした! でも、そもそも「裁判」って何? どうやるの? そんな疑問に答える漫画です。
司法修習生(しほうしゅうしゅうせい)……司法試験に合格し、法律実務を修習中の者たち。本書は、弁護士を目指す「茶髪にバスケットシューズの風雲児」若居武蔵、検事を志す「カリスマ弁護士を父にもつサラブレッド」朝倉小次郎、そして裁判長(もしくは玉の輿)になりたい「紅一点・萌え系美少女」大貫小町の3人が中心となって織りなす修習生物語である。そして、なおかつ人間ドラマを楽しんでいるうちに、いつのまにか日本の裁判の実態を理解できてしまう、裁判の入門書でもある。裁判員制度の是非や心構えについて考える前に、日本国民として絶対に知っておかなければならない「裁判に関する基礎知識」を網羅した。漫画の原作と補足解説には、リアル「カリスマ弁護士」荘司雅彦氏を起用。漫画家には、デビュー作『ねこ耳少女の量子論』が大ヒット中の松野時緒氏を起用した。司法修習生の目を通して、日本の裁判の「リアル」を知ろう!
●はじめに
●第1章 「裁判は勝ち負けじゃありません」 解説(弁護契約、侮辱罪、偽証罪について)
●第2章 「裁判所は真実のみでできています」 解説(取調べについて)
●第3章 「裁判所は反則を決して許しません」 解説(「真実追究」と「人権の保護」のバランス)
●第4章 「真実という秤の上で心の重さを量るのが裁判所です」 解説(弁護士の仕事について)
●第5章 「無罪推定原則って何ですか?」 解説(現在の刑事司法はおかしなことだらけ)
●第6章 「真実は確かに一つだけれど……」 解説(弁護士、検事、裁判官について)
●おわりに
内容説明
弁護士を目指す「茶髪にバスケットシューズの風雲児」若居武蔵、検事を志す「カリスマ弁護士を父にもつサラブレッド」朝倉小次郎、そして裁判長(もしくは玉の輿)になりたい紅一点「萌え系美少女」大貫小町の3人が中心となって織りなす、司法修習生の群像劇!読者は、ただ無心に漫画を楽しんでいるうちに、いつのまにか日本における裁判の実態を理解できてしまうことだろう。裁判員制度の是非や心構えについて考える前に、まずは裁判のリアルを知ろう。
目次
第1章 「裁判は勝ち負けじゃありません」
第2章 「裁判所は真実のみでできています」
第3章 「裁判所は反則を決して許しません」
第4章 「真実という秤の上で心の重さを量るのが裁判所です」
第5章 「無罪推定原則って何ですか?」
第6章 「真実は確かに一つだけれど…」
著者等紹介
荘司雅彦[ショウジマサヒコ]
東京大学法学部卒業後、金融機関勤務を経て弁護士となる。元SBI大学院大学教授。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。