出版社内容情報
「がん」を告知された時に読む心の処方箋。
突然のがん告知を受けた臨床心理士が、カウンセリングの知識と技術を駆使し、心の危機を乗り越え前向きなパワーを取り戻す方法を伝授。
「がん」の告知は、ある日突然やってくる。その時、心の中でどんなことが起こるのか。「心の危機」をどうやって乗り越えればいいのか。
▼本書は、ある日突然ステージ4のがんであると診断され、当事者としてがんと向き合うことになった現役の臨床心理士が、自らの体験と心理カウンセリングの技法を駆使して、がんになっても前向きに生きる気持ちを失わない方法をわかりやすく解説する。
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▼患者の立場になった著者がまず思ったことは、「自分はすぐに死ぬのではないか、という恐怖に対する応急手当が必要」ということである。
▼「どんな小さな情報でもいい、今の心の苦しみから抜け出せるヒントが欲しい」「ひと時の間でも安らぎを得たい」――告知後のがん患者の本当のニーズに応えるために、心の危機を脱する「一人カウンセリング」のやり方や、気持ちの切り替えに役立つちょっとした行動をアドバイスする。
▼本人と家族の立場から、がん患者の心をサポートする本。
●はじめに
●第1章 心の中でこんなことが起こる
●第2章 心の中にあることを話そう
●第3章 正しいことよりも楽なことをしよう
●第4章 心の元気を取り戻す「一人カウンセリング」の技法
●第5章 気持ちが安らぐ「一人カウンセリング」実践法
●第6章 気分が明るくなるちょっとした行動
●第7章 家族へのアドバイス
●エピローグ
●あとがき
目次
第1章 心の中でこんなことが起こる
第2章 心の中にあることを話そう
第3章 正しいことよりも楽なことをしよう
第4章 心の元気を取り戻す「一人カウンセリング」の技法
第5章 気持ちが安らぐ「一人カウンセリング」実践法
第6章 気分が明るくなるちょっとした行動
第7章 家族へのアドバイス
著者等紹介
和田のりあき[ワダノリアキ]
臨床心理士。1958年島根県益田市生まれ。1985年甲南大学大学院修士課程修了。小郡まきはら病院、山口大学医学部非常勤講師、開業等を経て、2000年より企業の心理相談員としてメンタルヘルス活動に従事する。2008年11月に腹部の異常を訴え、ステージ4のガンと診断される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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