戦国美麗姫図鑑―萌える乱世の女たち

橋場 日月【著】/戦国萌姫研究会【編】

ＰＨＰ研究所（2009/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 191p／高さ 19cm
• 商品コード 9784569709543
• NDC分類 281
• Cコード C0021

出版社内容情報

戦国を麗しく、強く、そして儚く生きた姫たち。

戦国、乱世の時代を麗しく、強く、そして儚く生きた姫たちを新世紀の感性でビジュアル化！　出生や登場史料、属性、トリビアなどデータ満載。

戦国時代の姫君100人を史料をもとに現代の絵師たちが美麗にビジュアル化！

▼絶世の美女、無敵の女将、智略の才女…　強く、儚く、美しい彼女たちの出身地、生没年、家柄、登場史料などのプロフィールを網羅!!　武将にくらべあまり知られていない姫たちの秘話、逸話やトリビアも紹介！　歴史ファンも資料としておさえておきたい一冊です。

▼収録の姫君たち（一部）　瀬戸内のジャンヌダルク／大祝鶴姫　愛され出戻り娘／伊達五郎八　歌舞伎になった美しき姫／武田　菊　愛と憎しみの逃避行／北条院殿　太閤最愛のセレブ姫　前田　豪　不遇の夫を支える賢妻／大谷竹林院　他　カバーイラストは笠井あゆみ先生の萌バージョンが見参!!　イラスト執筆陣には「バンブーブレード」の五十嵐あぐり先生が参戦！　美麗ピンナップつきです。

●乱世に名をはせた姫たち　
●戦国時代の姫ファッション！　
●戦国時代の姫ハウス！　
●戦国時代の庶民ライフ！　
●まだまだいる戦国姫たち　
●動乱を戦い抜いた戦国姫！　
●実在？　幻？　伝説の姫たち　
●日本食はこうして生まれた！　
●戦国カフェへようこそ!!　
●用語集　
●索引　
●参考文献　
●イラストレーター紹介　

内容説明

絶世の美女、無敵の女将、智略の才女…。史実、伝説に記された武辺、美貌の姫君たち。出身地、生没年、家柄、登場史料などのプロフィールを網羅。姫君たちの秘話、逸話やトリビアを紹介。

目次

乱世に名をはせた姫たち（最上義姫；大祝鶴姫；織田犬　ほか）
まだまだいる戦国姫たち（毛利しん；熊谷きい；浅井初　ほか）
実在？幻？伝説の姫たち（内ヶ島小夜と夕；今川田鶴；皆川とら　ほか）

著者等紹介

橋場日月［ハシバアキラ］
作家。大阪府出身。戦国時代・江戸時代を中心とした歴史研究・著述活動をおこなう（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[及川まゆみ]

サブタイトルに「萌える乱世の女たち」とあり、イラストメインかと思いきや、かなりマイナーな人物まで取り上げられていて面白かったです。こういうのから日本史に入っていくのもいいかも。でも全員が姫っていう年齢でもないというか……活躍したのが晩年だと、姫というよりおばあちゃんな人も（笑）。イラストはいろんな人が描いているようなので、あまり統一感はないですね。好き嫌いはあるかも。でも、お子さんがこれを読んでいてもバカにしないで欲しい、と思いました。割り切れば大人でも楽しめます。属性は……よくわかんないですね（笑）。

2012/12/11

[みやしん]

メジャーはともかくマイナーを越えて思わぬ人物にもスポットが当たる。カテゴリーによっては伏姫も。解説･コラムは読み込めるのに、属性はネタ以下の創作。松姫に眼鏡っ子って根拠は？多くのイラストレーターが参加されているが好みが分かれるだろう。キレイではあるが表紙がキャラ絵(でも誰?)過ぎて薄い本のような印象を受ける。

[柚桜]

表紙の可愛い絵とは裏腹に中身は濃いです有名な姫君から幻の姫君までたくさんの姫たちのプロフィールが載っています。しかも中身がみやすい！キャッチフレーズや属性、戦闘力などが人目でわかりますネットで探しても情報が見つからないので姫専門の本がうれしい。織田家には織田冬姫やつや姫などいさましい姫もたくさんいたのがびっくりです。家系？逆に徳川家はどっちかというと徳川の勢力を盾にしているお姫様が多かったような。亀姫とか徳姫とか・・・浅井三姉妹は織田の血筋だったのが幸いしてかよくもあそこまで立派に生き抜いたなと思います

2013/02/16

[及川まゆみ]

たまに読み返すとダークホースが見つかる(笑)。

2013/12/24

[JINKO＠灯れ松明の火]

12-04【借】お友達が貸してくれました。決して読みたいと言った覚えはありません！(笑)史実をきちんと調べてコンパクトにまとめている。丁寧なカンジ。が！全ての苦労を左ページのいかにもーな萌え絵が裏切ってしまう。もう少しなんとかならなかったのか？あらゆる意味で残念な1冊でした。昭和からの歴女としては、この手の本から入って関心を持って、歴史を好きになって欲しいとなぁと思います。

2012/01/04