出版社内容情報
貸し渋りは本当か? 知られざる銀行の実態。
銀行は預金でも貸出でも収益をあげていない!? 知っているようで知らない銀行のしくみを丁寧に解説し、正しい判断力を養える一冊。
金融システムは私たちの経済生活を支えている。
▼しかし、その核となる「銀行」について知られていないことは驚くほど多い。
▼
▼たとえば、
▼「銀行は預金でも貸出でも利益をあげていない」
▼「貸し渋りを受けた中小企業は4%に過ぎない」
▼「ALMという隠れた利益の源がある」
▼といったことである。
▼
▼本書では、メガバンク誕生の歴史や預金・貸出業務の現実から始まり、
▼ALMというしくみ、金融技術、あしたの銀行像までを解説する。
▼そうした銀行に関する正確な知識は、私たちの経済生活の礎となるはずだ。
▼
▼あしたのための「銀行学」を学び、正しい判断力を養える一冊。
●プロローグ みんな名前が変わりました
●第1章 貸し渋りって本当ですか?
●第2章 預金ばかり集まって困っています
●第3章 ALM収益という魔物
●第4章 金融技術を責めないで
●第5章 イノベーションの乏しい世界
●終章 あしたの「銀行」は……?
●エピローグ 本質は21世紀の中小企業問題
●おわりに
●エンドロール(謝辞)
内容説明
「銀行の貸し渋りは問題です」と言われているが、「何が問題なのか」、「なぜ起きているのか」を理解している人はそれほど多くない。また、「ALM収益とは何か」と聞いてすぐに答えられる人は何人いるだろうか。経済生活を支える金融システム。しかし、その核となる銀行について知らないことは驚くほど多い。そのしくみを知ることは私たちの経済生活の礎となるはずだ。あしたのための「銀行学」を学び、正しい判断力を養える一冊。
目次
プロローグ みんな名前が変わりました
第1章 貸し渋りって本当ですか?
第2章 預金ばかり集まって困っています
第3章 ALM収益という魔物
第4章 金融技術を責めないで
第5章 イノベーションの乏しい世界
第6章 あしたの「銀行」は…?
エピローグ 本質は21世紀の中小企業問題
著者等紹介
大庫直樹[オオゴナオキ]
1962年東京・堀切菖蒲園生まれ。85年東京大学理学部数学科卒。同年、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。東京、ストックホルム、ソウル・オフィスでコンサルティングに従事し99年パートナーに選出。以後、東京オフィス・リテールバンキング・プラクティスのリーダーとして銀行、ノンバンクなどあらゆる金融機関の経営改革に携わる。2005年GEに転じ08年独立、ルートエフ株式会社を設立し代表取締役に就任、コーポレイト・アーキテクトとして活動。09年大阪府特別参与に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
リョウ
ひびきち
Naota_t
The pen is mightier than the sword