出版社内容情報
初心者のために理解しやす「般若心経」入門書。
日々の悩みや苦しみへの対処法から「死」についてまで、「般若心経」に秘められた知恵の中からメッセージを100項目に集約して解説。
「般若心経」とは何か、という問いから始まり、「あるがまま」に生きるための智慧までをエッセイで綴られています。生きていく上でどうしても避けられない老いや病気、死があります。また、必ずといっていいほど誰もが人間関係に悩むことがあります。その喜びや怒り、悲しみをどうやって受け止めたらいいのか。いまは耳を覆いたくなるような事件がありますが、それ以外にも、人を怨んだり、妬んだり、憎んでいる人たちを垣間見ることがあります。そんな社会のなかでどうやって過ごしていったらいいのか。自分をとりまくあらゆる事情のなかで「あるがまま」に悔いなく生きるには? のヒントが100のメッセージで綴られています。見開きごとにエピソードが完結しているので、読みたい項目を読みたい時にめくってみてください。きっとその時あなたにとって、必要なメッセージが書かれているかもしれません。
●序章 智慧の書、「般若心経」とは何か
●第一章 生まれて、老いて、病んで、死ぬ人生
●第二章 喜び、怒り、哀しみ、楽しむ愛情
●第三章 栄え、枯れ、盛んにして、衰える成功
●第四章 恨み、妬み、憎み、苦しむ社会
●第五章 「あるがまま」に生きるための智慧
目次
序章 智慧の書、「般若心経」とは何か
第1章 生まれて、老いて、病んで、死ぬ人生
第2章 喜び、怒り、哀しみ、楽しむ愛情
第3章 栄え、枯れ、盛んにして、衰える成功
第4章 怨み、妬み、憎み、苦しむ社会
第5章 「あるがまま」に生きるための智慧
著者等紹介
花山勝友[ハナヤマショウユウ]
1931年、東京に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業。ニューヨーク州立大学、シートンホール大学客員教授を経て帰国。武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)副学長、仏教伝道協会研究室主任、「南無の会」総務を歴任。新鮮な感覚で仏教の普及に努めるが、1995年、膵臓がんのために逝去
花山勝清[ハナヤマショウセイ]
1964年、米国ニュージャージー州生まれ。学習院大学文学部心理学科卒業。現在、(株)ピイテイオウ代表取締役社長。セラピストとしてカウンセリングに励むかたわら、浄土真宗本願寺派僧侶として原始仏教の研究・普及に努める。2002年、米国カリフォルニア州ワッソンビルの開教使に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。