出版社内容情報
生命は火星で誕生し、地球環境の劇的な変化が大量絶滅と進化を加速させた! 宇宙生物学と地球生物学が解き明かす生命の歴史!
【著者紹介】
ワシントン大学生物学教授にして、地球科学および宇宙科学の教授。数多くのドキュメンタリー番組にも出演。著書に『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』『生命と非生命のあいだ』『地球生命は自滅するのか?』など。
内容説明
生物は幾度もの大量絶滅を経験し、スノーボールアースや酸素濃度といった地球環境の劇的な変化に適応することで進化しつづけてきた。生命はどこでどのように誕生し、何が進化を推し進めたのかを、宇宙生物学や地球生物学といった最新の研究結果をもとに解き明かし、生物の生き残りをかけた巧妙な戦略と苦闘の歴史を新たな視点で書き直す!
目次
時を読む
地球の誕生―四六億年前~四五億年前
生と死、そしてその中間に位置するもの
生命はどこでどのように生まれたのか―四二億(?)年前~三五億年前
酸素の登場―三五億年前~二〇億年前
動物出現までの退屈な一〇億年―二〇億年前~一〇億年前
凍りついた地球と動物の進化―八億五〇〇〇万年前~六億三五〇〇万年前
カンブリア爆発と真の極移動―六億年前~五億年前
オルドビス紀とデボン紀における動物の発展―五億年前~三億六〇〇〇年前
生物の陸上進出―四億七五〇〇万年前~三億年前
節足動物の時代―三億五〇〇〇万年前~三億年前
大絶滅-酸素欠乏と硫化水素―二億五二〇〇万年前~二億五〇〇〇万年前
三畳紀爆発―二億五二〇〇万年前~二億年前
低酸素世界における恐竜の覇権―二億三〇〇〇万年前~一億八〇〇〇万年前
温室化した海―二億年前~六五〇〇万年前
恐竜の死―六五〇〇万年前
ようやく訪れた第三の哺乳類時代―六五〇〇万年前~五〇〇〇万年前
鳥類の時代―五〇〇〇万年前~二五〇万年前
人類ど一〇度目の絶滅―二五〇万年前~現在
地球生命の把握可能な未来
著者等紹介
ウォード,ピーター[ウォード,ピーター] [Ward,Peter]
シアトルのワシントン大学生物学教授にして、地球科学および宇宙科学の教授。数多くのドキュメンタリー番組にも出演。2009年には自身が制作した8時間のテレビシリーズ『アニマル・アルマゲドン』が放映された
カーシュヴィンク,ジョゼフ[カーシュヴィンク,ジョゼフ] [Kirschvink,Joseph]
プリンストン大学で博士号を取得。カリフォルニア工科大学における地球生物学のニコ・アンド・マリリン・ヴァン・ウィンゲン記念教授。「スノーボールアース」(全球凍結)を発見したことで知られる。また、動物がナビゲーションに使用する微小な磁性物質を発見し、生物の進化を促した地球の自転軸の大規模な移動についても指摘した
梶山あゆみ[カジヤマアユミ]
東京都立大学人文学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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