内容説明
誰もが魅了される東京ディズニーランド。その総指揮に人生のすべてを賭けた著者がはじめて明かす涙と感動の秘話。「テーマパーク」という新しい文化を日本に根づかせた仕掛け人が仕事を通じて得ることのできたかけがえのないものとは―。
目次
第１部 サービスを超える「おもてなし」（なぜ私たちのサービスが目標とされるようになったのか；ほんとうのおもてなしを目指していますか？；つねに人間を主役に考えて仕事に取り組む ほか）
第２部 ブランド力を活かして変化し続ける（「変わらないもの」と「変わるもの」を共存させる；エンターテイメントの王道；事業を通して世の中に貢献するということ ほか）
第３部 夢を実現する交渉力（目標に接近せよ！；強く願うことで道は開ける；交渉力―私たちが「ディズニー」を誘致できた理由）
著者等紹介
上澤昇［カミサワノボル］
１９３４年静岡県生まれ。１９５７年中央大学法学部法律学科卒業。同年レジャー企業に就職。１９７２年９月株式会社オリエンタルランド入社。１９７４年レジャー開発本部レジャー企画室長。１９７９年取締役レジャー事業本部ディズニーランド部長。１９９１年専務取締役。１９９３年取締役副社長。２００１年退任。その後２００３年までディズニー・リゾートライン取締役会長。現在は、エンゼル財団ＡＭＳ研究室特別顧問をつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Yasunobu Hino
1
ディズニーランドの誘致に生涯を捧げても良いと粉骨砕身した著者が書く本書は他のディズニー本と一線をかくしている。ディズニーから示された契約内容など書かれており、ここまで書いて大丈夫なのかと心配になる。新規プロジェクトの立ち上げなどに携わってる方が読むと参考になる点が多数あると思う。 1.労働観や働き方が変わろうと、人間が仕事を通じて成長していく生き物であることは変わらない。 2.顧客の声に潜在する「目に見えない要求」を見逃さず、その変化に本質をつかまえたサービスを提供し続けること。 3.夢は大きいほど2013/08/15
黒木 素弓
1
著者の上澤さんを含むオリエンタルランドの初期の取締役の方々の情熱に、深い感慨を覚えます。2010/02/09
紫の上
1
ディズニーランドがこの不況の中でも成功を収める秘密が書かれたこの本はあらゆるサービス業を仕事にしている人におすすめです。2010/03/02
