内容説明
プレゼンの目的は上手におしゃべりすることではない。プレゼンの勝敗は相手の脳をいかに攻略するかにかかっている。たとえば、脳は不安的な状態を嫌い、理解できないものは覚えない、相手の欲望の中枢を刺激しなければプレゼンは勝てない、などだ。アナウンサーの経験と医者としての立場から脳の機能に焦点を当てながら、ユニークなアプローチでこれまでになかった仕事で使えるワザを解説する。
目次
序章 聞き手の「脳」を攻略せよ!
第1章 「扁桃体」を攻略して第一印象を決めろ!
第2章 「海馬」に効くキーワードで記憶に残せ!
第3章 「大脳辺縁系」に訴える右脳言語を使え!
第4章 「視覚連合野」を視線と図解で攻略せよ!
第5章 「A10神経」を刺激する欲望に火をつけろ!
第6章 「側頭葉」にピンとくる言語表現をねらえ!
第7章 「前頭前野」を疑似会話で活性化せよ!
第8章 「視床下部」を攻略してあがり症を撃退!
著者等紹介
吉田たかよし[ヨシダタカヨシ]
灘中学、灘高校、東京大学卒業。東京大学大学院を修了し、NHKアナウンサーとして活躍。医師免許を取得後、元自由民主党幹事長・加藤紘一衆議院議員の公設第一秘書として科学技術政策の立案に取り組む。その後、東京大学大学院・医学博士課程を修了。現在、本郷赤門前クリニック院長。テレビ、ラジオなどでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひじり☆
2
スライドは読ませるのではなく、見せるつもりで!2015/01/17
ひじり☆
2
間をあけよう!相手と対話するつもりで問いかけの時間をとるような間。2015/01/14
ノリピー大尉
2
脳の特性を分かったうえでのプレゼン、心がけたいよね。2012/11/24
haruki
1
最初の3分で印象付ける。8割忘れる。締めを考えとく。2012/09/24
kuma-kichi
1
脳科学の見地から効果的なプレゼンテーションについて解説、というコンセプトは大変面白いものでしたが、途中から失速。著者の経験を生かして、もっと実践での活用方法に踏み込んでもよかったのかも。2011/05/05