内容説明
夫婦水いらず、一家団欒、気のおけない仲間との旅行は楽しい。だが、本書で語られるのは「男のひとり旅」である。仕事や家族、日常のしがらみから離れ、自由気ままに、自分だけのために。季節を求め、歴史を訪ね…。パックツアーは避け、自分なりのテーマに沿って行き先を決めれば、旅はもう始まっている。贅沢をするわけではない。青春時代のような冒険もない。時には不便なことや寂しくなることも。でもそれが、酸いも甘いも噛み分けた大人だけに許された醍醐味なのだ。若者にはわからない愉しみへ読者を誘う。
目次
第1章 なぜ男のひとり旅なのか(旅立ちは興奮とともに;旅のスタイルは変わる ほか)
第2章 自分だけの旅を作る(どこに旅をするか;ひとり旅にはテーマが要る)
第3章 わたしのひとり旅(若い頃の旅;中高年になってからの旅)
第4章 わたしの旅日記(古代商社の足跡を求めて;地方都市の居酒屋で飲む ほか)
第5章 ひとり旅と人生(ひとり旅は楽しくない;ひとり旅の醍醐味は旅の前後にある ほか)
著者等紹介
布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京都生まれ。一橋大学商学部卒業。1970年4月から総合商社に勤務、おもに鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドなどで約15年間にわたる海外勤務を経験。1998年より精密機器メーカーに勤務、2002年退社。現在、国際社会貢献センター(NPO)コーディネーター。日本大学、亜細亜大学などでの非常勤講師のほか、「日本の国際化への社会貢献」をテーマに活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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