PHP新書<br> 男なら、ひとり旅。

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PHP新書
男なら、ひとり旅。

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569696553
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0226

内容説明

夫婦水いらず、一家団欒、気のおけない仲間との旅行は楽しい。だが、本書で語られるのは「男のひとり旅」である。仕事や家族、日常のしがらみから離れ、自由気ままに、自分だけのために。季節を求め、歴史を訪ね…。パックツアーは避け、自分なりのテーマに沿って行き先を決めれば、旅はもう始まっている。贅沢をするわけではない。青春時代のような冒険もない。時には不便なことや寂しくなることも。でもそれが、酸いも甘いも噛み分けた大人だけに許された醍醐味なのだ。若者にはわからない愉しみへ読者を誘う。

目次

第1章 なぜ男のひとり旅なのか(旅立ちは興奮とともに;旅のスタイルは変わる ほか)
第2章 自分だけの旅を作る(どこに旅をするか;ひとり旅にはテーマが要る)
第3章 わたしのひとり旅(若い頃の旅;中高年になってからの旅)
第4章 わたしの旅日記(古代商社の足跡を求めて;地方都市の居酒屋で飲む ほか)
第5章 ひとり旅と人生(ひとり旅は楽しくない;ひとり旅の醍醐味は旅の前後にある ほか)

著者等紹介

布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京都生まれ。一橋大学商学部卒業。1970年4月から総合商社に勤務、おもに鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドなどで約15年間にわたる海外勤務を経験。1998年より精密機器メーカーに勤務、2002年退社。現在、国際社会貢献センター(NPO)コーディネーター。日本大学、亜細亜大学などでの非常勤講師のほか、「日本の国際化への社会貢献」をテーマに活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ☆

14
ひとり旅の勧め。テーマや目的を持ち、国内2泊3日がベスト。2016/05/18

マーク

4
テーマは今の私にぴったり。2015/01/22

つちのこ

3
団塊世代の著者がひとり旅に憧れる気持ちは分かるような気がする。定年になり仕事に追われる現実から解放され、手っ取り早く自由になれたのが旅だったんではないか。著者のひとり旅のスタイルは一泊か二泊、腹八分目で物足りないくらいの短い旅がちようどいいと述べている。正直言ってこの文章を読んだとき、私が期待していたひとり旅のスタイルと大きくすれ違っていることに気づいた。ひとり旅は老若男女問わない自由な旅だ。ワイルドで寡黙な旅にひとり旅の醍醐味を見出し、それを実践する私には思いっきり物足らない本であった。 2018/06/04

dice-kn

2
読者の対象が団塊の世代の方々のようで私よりだいぶ上。出版された年はその方々がちょうど定年を迎えるの頃なので、定年を気に旅に目覚めた人がいたのかな?? 個人的にはあまり旅に行きたいと思うことがないのは、普段からあまり我慢をせずに(好き勝手にして?)いるからなのかなぁ2016/10/23

ちゃすくん

1
具体的な地名を想像して読むのが苦手なうえに、調べて読むのも体力を使うので、流し読み。集団で旅行に赴くのと、個人的にひとり旅に出向き、自己を見つめる時間に当てることの違い。旅を媒介にコミュニケーションを取ることは同じでも、自己と自己の対話に旅情を使うというのは納得できる。確かに、今の時代では何もかもを共有する空気感のあるSNS全盛期であり、この著書の書かれた時代よりも積極的に自己を見つめる時間が必要となっているのではないか。対象を共有のための媒介に使わず、対象を対象として味わっている自分を味わうために2023/02/10

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