出版社内容情報
ねずみくんだからできること、見つかった!
動物村に家をつくることになりました。丸太運びにペンキぬり。ねずみくんも手伝おうとしますが、小さいためできません。ところが!
どうぶつ村の広場にみんながあつまって、いつでもあそべる“なかよしハウス”をつくることになりました。つぎの日から工事がはじまりました。ぞうさんは丸太運び。「ぼくも手伝うよ!」ねずみくんが丸太を持ち上げようとしましたが、ちっちゃくって力もないので、できません。そこで今度は、くまさんのかなづち打ちを手伝おうとしますが、かなづちが重くて持ち上がりません。それなら、と今度は、きりんさんのペンキぬりを手伝おうとします。でも今度は、背が低くて家のかべに手がとどきません。ねずみくんはその後も、つくえ運びやじゅうたんしきを手伝おうとしますが、やはりちっちゃくって、力がないので、うまくいきません。ところが、“なかよしハウス”を完成させるための最後の場面で、ねずみくんにしかできない仕事が! だれにでも長所と適切な役割があることを教えてくれる絵本です。
内容説明
どうぶつむらになかよしハウスをつくることになりました。「ぼくもてつだうよ」と、ねずみくん。でもちっちゃくてちからもないのでどのしごともうまくできません。4~5歳から。
著者等紹介
あさのななみ[アサノナナミ]
浅野ななみ。お茶の水女子大学卒業。幼稚園教諭、聖心女子大学講師を経て、現在、乳幼児教育研究所講師。乳幼児の歌、遊び、お話の創作のほか、保育教材の監修にあたる
中村景児[ナカムラケイジ]
熊本県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、グラフィックデザインを経て、童画、絵本の世界に入る。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。