出版社内容情報
死亡原因第3位!肺炎のほとんどは、のどの老化による「飲み込みミス」がきっかけ。本書では、1万人を直したスーパードクターが登場!実際に患者さんの寿命を10年のばした「のど体操」を教えます!
内容説明
肺炎は“老化現象”と、あきらめていませんか?あまり知られていませんが、じつは、「のどの筋肉」を鍛えるだけで、簡単に防げるのです。1万人を治療した名医が教える、寿命を10年のばす1日5分の「のど体操」。
目次
第1章 「最近、よくムセる」は老化のサインだった!
第2章 「のど」を鍛えれば、寿命は10年のびる!
第3章 飲み込み力がアップする8つの「のど体操」
第4章 誤嚥を防ぐ「食べる」ルール九か条
第5章 「のど」の大問題・小問題お悩み解決Q&A
第6章 人間は「のど」から衰え、「のど」からよみがえる!
著者等紹介
西山耕一郎[ニシヤマコウイチロウ]
1957年、福島県生まれ横浜育ち。北里大学医学部卒業。医学博士。耳鼻咽喉科・頭頚部外科医師として北里大学病院や横浜日赤病院、国立横浜病院などで研鑽を積む。30年間で約1万人の嚥下治療患者の診療を行う。現在、医療法人西山耳鼻咽喉科医院理事長(横浜市南区)。東海大学客員教授、藤田保健衛生大学客員准教授。また、複数の施設で嚥下外来と手術を行うかたわら、大学医学部や看護学校、言語聴覚士学校でも教鞭をとり、学会発表や講演会、医師向けのセミナーも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
182
日本人の死因上位に食い込む「肺炎」を防ぐための喉の鍛え方を、医師が教えてくれる本。喉の老化は早ければ40代から始まるらしく、それを防ぐためのトレーニングは何歳から始めても効果があるとのこと。イラスト図解も豊富でわかりやすく、具体的なトレーニングがいくつも紹介されている。「のど」に着目するのは、いままでありそうでなかったところで、なかなかおもしろい。普段何気なくやっている嚥下という行為が、結構大変な行為なんだということを改めて実感した。2019/01/20
ねこ
126
2023年の日本の死因順位はガン、心疾患、老衰、脳血管疾患、肺炎だ。私の廻りで最近亡くなったお二人は肺炎。本書のタイトルに惹かれて読みました。「のど」の働きは3つ。①嚥下(食べ物を飲み込む)②呼吸(空気を出し入れする)③発声(声や言葉を出し誰かとコミュニケーションをとる)…どれ一つをとってもQOL(クオリティオブライフ)「生活の質」が著しく低下します。著者は「飲み込む力」をつけるトレーニングの3つの柱、のどの筋トレ、呼吸トレ、発声トレを推奨。毎日5分程度でできます。誤嚥性肺炎はのどを鍛えて予防しましょう。2024/07/14
シンシア
34
読みたいと思ったトレーニングまでに、長い前置きがあり、大事だとわわかりつつ斜め読みしました。特に新しい発見はありません。2017/08/17
きみたけ
29
のどを鍛えて「飲み込み力」を高める ・嚥下おでこ体操、あご持ち上げ体操 ・呼吸、吹き矢、風船ふくらまし ・ハイトーンボイス・カラオケ2020/03/16
Kentaro
29
あらゆる筋肉は、どんなに歳をとってからでも鍛えることができます。なるべく若いうちから鍛えておくに越したことはないのだが、たとえ、70代、80代になってからでも、トレーニングをすれば、筋肉がついてきます。一般的には、筋肉をつくるのに要する時間はだいたい6週間ほど。のどの筋肉も同じであり、たとえ高齢になって嚥下機能が衰えてきたとしても、そこからトレーニングすることで嚥下機能を回復させていくことが可能だ。 嚥下力を高めるには、カラオケでよく歌う。友達とよくおしゃべりする。そしてよく笑うと言うのが良いのだそうだ。2019/01/28