出版社内容情報
石油と私たちの生活との関係がよくわかる!
エネルギー、燃料としてだけでなく、身近ないろんな製品に使われている石油。その実態や埋蔵量・環境問題を図解でわかりやすく解説。
日本は、アメリカ、中国に次ぐ世界で第3位の石油消費国です。1日に522万バレル=約8億3,000万リットルつかっています。しかし96%は海外からの輸入です。そして、石油は限りある化石資源で、今のままとりつづけると、あと約40年でなくなるといわれています。本書では、石油という資源が、何につかわれていて、私たちの暮らしとどう関わっているのかをイラストでわかりやすく紹介するとともに、採掘・運搬方法、代替エネルギー、地球環境との関連などについても解説しています。
▼第1章:石油はどんなものにつかわれているの?…身近にある石油製品、燃料としての石油、原料としての石油 ほか/第2章:石油が日本にやってくるまで…どうやって石油をほりだすの?、どうやって運ばれてくるの? ほか/第3章:石油をとりまく問題…石油はいつかなくなる? 石油や天然ガスがなくなるとどうなるの? 石油と地球温暖化について考えよう ほか
●第1章 石油はどんなものにつかわれているの?
●第2章 石油が日本にやってくるまで
●第3章 石油をとりまく問題について考えよう
●第4章 石油のことをもっと知ろう!
目次
第1章 石油はどんなものにつかわれているの?(身近にある石油製品を探してみよう;石油のつかい道はたくさんある ほか)
第2章 石油が日本にやってくるまで(世界のどこでも石油がとれるの?;石油はどのようにしてうまっているの? ほか)
第3章 石油をとりまく問題について考えよう(石油はいつかなくなる?;石油や天然ガスがなくなるとどうなるの? ほか)
第4章 石油のことをもっと知ろう!(石油はいつからつかわれてきたの?;石油はなにからできているの? ほか)
著者等紹介
藤田和男[フジタカズオ]
芝浦工業大学MOT大学院工学マネジメント研究科教授。東京大学名誉教授。社団法人日本エネルギー学会理事及び天然ガス部会長、資源エネルギー庁のメタンハイドレート開発実施検討会座長も務める。1965年、東京大学工学部資源開発工学科を卒業後、アラビア石油に入社。在職中の’72年にテキサス大学院にて石油工学博士号(Ph.D.)を取得。’94年より東京大学工学部教授、大学院主任、専攻長を歴任し、2003年に退官。同年より現職。専門分野は石油資源評価、石油開発工学プロジェクト評価、地球環境・エネルギー概論、エネルギージオポリティックスなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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