出版社内容情報
行方不明のおじいちゃんから僕にメッセージが。
10年前行方不明になったおじいちゃんから、僕にメッセージが届く。謎を追いかけるうちに、僕は惑星改造計画を知ることになり……。
10年前に行方不明になったおじいちゃんから、メッセージが届く。しかも、僕とおにいちゃんにだけ。恐いけれど、ふたりはその謎をこっそりと追いかけ始める。そして、どうやらおばあちゃんに聞く必要がでてきた。僕らはUFOがよく見られるとして有名な丹沢の奥の村へ向かう。そこで当時村の環境を守ろうと戦っていたおじいちゃんの足跡を知ることになる。そんな中でも、おじいちゃんからのメッセージは続く。どうやらおじいちゃんは近くで生きているらしいと気が付いた僕らは、とうとうおじいちゃんに遭遇する。が、なんとおじいちゃんは青年に若返って、僕たちの前に現れたのだった。ゆうれいなのか!!
▼地球を守り、環境を大切にする心を持った人のみを「惑星改造計画」のメンバーとして遠い星へと招待する謎のUFOが登場し、いままでのUFO観を覆すSF物語であると同時に、環境危機への警鐘をならす意欲作。
[1]まぼろしの馬
[2]ペガサス三世
[3]でむかえた足音
[4]一度目の行方不明
[5]ま夜中のついせき
[6]カセットテープの声
[7]惑星改造計画
[8]みかくにんひこうぶったい
内容説明
「そんなこと、あるわけないよ…」小学生のけんじろうと、歳のはなれた大学生の兄ちゃん。そのふたりだけに、不思議なメッセージが送られてきた。発信しているのは、どうやら10年前に、馬といっしょに行方不明になったおじいちゃんらしい。いったい今までどこにいたというのか。なぞをつきつめることにしたふたりの前には、つぎつぎと信じられないことがおこる。小学校中級以上。
著者等紹介
大原興三郎[オオハラコウザブロウ]
1941年、静岡県に生まれる。『海からきたイワン』で野間児童文芸推奨作品賞、講談社児童文学新人賞を受賞。「まじょはかせ」シリーズ『なぞのイースター島』(PHP研究所)で日本児童文芸家協会賞を受賞
塚越文雄[ツカゴシフミオ]
1967年群馬県に生まれる。東京デザイナー学院絵本創作コース卒業。イラストグループほっぷ所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。